さてサロンで休憩を挟み向かった先は、、、、、
ジャ~ん
MOF フランス国家最優秀職人章のチョコレート職人の称号をもつ
「イルサンジェー」東京ブティックへ ↑写真の彼はイルサンジェー4代目の「エドワール」さん
受けつけを済ませると個室へ通されました。
イルサンジェーファミリーの写真はじめ 本店の写真とか色々と、、、、
本店はパリにあるかと思いきや、、、、、スイスとの国境に近いジュラ地方
アルボアという人口3500人の超小さな田舎街にございます。
因みに支店は東京のみでございます。
ジュラはブルゴーニュにもちかくワインの産地です。
創業は1900年~ 現在まで直系一族だけで手作りのショコラをつくる
ただそれだけを110年以上守り続けています。今年で117年目ですね。
300個/日 が限界らしいです。
世界各国から出店のオファーは飛び交っても「単にビジネスの匂いが強い」と
断り続けてきたらしいです。 もうそれ聞いた瞬間鳥肌がたっちゃいましたね~
でもなぜ東京に、、、、? タイミングと情熱なのかも。
彼らのショコラは「白ワインにあうために、、、、」
赤じゃなくて 白!なんだ!
まずはノーマルな板チョコを一口噛んで、、、、 甘さ控えめ
カカオの酸味がほんのりと顔をだし、、、そのタイミングで
ジュラ地方のシャルドネでつくった白ワインを口に含む。。。。。。
カカオの酸味とワインの果実味が混じりあい、、、口の中の左右に
しっとりとした余韻が、、、、
これがいわゆる「マリアージュ」って言うんでしょうか?? 実に優雅です。
ショウケースに光り輝くショコラたち。。。一粒 ???円。
その他 2代目が生んだアーモンドプラリネとチョコレートクリームがミックスされ
メレンゲでコーティングされた「ガレ」は3日かけて作られるらしいですよ!
ピエモンテのヘーゼルナッツとプラリネでつくる「トゥシェフ」は初代創作。
季節のチョコラ「クワトロ」はみかんが入っておりかんきつの甘ずっぱさと
チョコレートのほんのりビターな苦味。超感動的瞬間
終始イルサンジェーの歴史、文化、チョコラの説明をしていただいた
山下さん
実は北イタリアに数年間いたらしく、イタリアでワインのソムリエを
取得。 どうりで説明がウマすぎ!
最後はイタリアワインの話で盛り上がりました(笑)
しかし
普通というか 大方の人は大きくなりたい、名声をはせたいという思いが
スタンダードな世の中で、ひたすらそれも100年以上、それも4代も継続して
手作りのチョコレートのみに情熱を費やす。 うわぁ~ 本物ですよね
本物の職人だぁ~。 曲がりなりにも珈琲の焙煎職人として商売させて
いただいている荒野。 さらに刺激を受け、さらに精進せねば、、、、
良い経験をさせてもらいました。
あっ! 次は青山に行かねば、、、、、とタクシーを広いに表参道へ。
続く、、、、