アメリカン

こんばんは!つくば市並木ショッピングセンターにある自家焙煎コーヒー豆とイタリアワインの専門店
フレスタプラスあらの珈琲 焙煎人荒野です。



さてさて今日は話題は、、、、「アメリカンコーヒー」です。


先月ある団体さんが一気に8名。ひとりの方が「私アメリカン!」と口火を切ると私も!私も!、、、、、、、と。よくある光景です。


久しく耳にしなかったフレーズ「アメリカンコーヒー」。

でも正確に認識している方って意外に少ないかもしれませんね。


アメリカン・コーヒーを簡単に言うと、浅く焙煎したコーヒー豆で作ったお湯を少し多めにした薄いコーヒーに
なります。何か特別なアレンジをしているわけではないただのコーヒーです。




ホットコーヒーをお湯で割って薄めたものをアメリカン・コーヒーと認識してる方もいます。しかし、
味の薄いコーヒーという点では似ていますが、正確には浅い焙煎したコーヒーがアメリカン・コーヒーになります。


コーヒーの焙煎具合については、8段階に分けて分類することが多く、

ライトロースト・・・とても浅煎り
シナモンロースト・・・浅煎り
ミディアムロースト・・・やや浅めの中煎り
ハイロースト・・・中煎り
シティロースト・・・・やや深めの中煎り
フルシティロースト・・やや深煎り
フレンチロースト・・・深煎り
イタリアンロースト・・ごく深煎り



焙煎という過程は、コーヒーの生豆を“焼く”煎る”ような過程であり、この焙煎具合に応じてコーヒーの味は苦味が強くなったり酸味が強くなったりと変化します。

アメリカン・コーヒーではこの中でシナモンローストやミディアムローストで焙煎されたコーヒー豆に、お湯を少し多めに使って抽出したコーヒーになります。酸味が強めで薄めの味わですね。




因みにフレスタにあるコーヒーはハイローストからですのでミディアムとかシナモンローストは
ありません。
※理由は酸がキツくスッパイから!





そんな浅く焙煎されたコーヒー豆で作るアメリカン・コーヒーですが、“アメリカン”のくせにアメリカ
では通じません。



実はアメリカン・コーヒーは日本でのみ使われている和製英語だった!ってあなた知ってた?(笑)





因みにアメリカではアメリカン・コーヒーのことをただ単に
「弱めのコーヒー(weak coffee)」って言うんですって!。