8周年の節目として




こんにちは~つくば市並木ショッピングセンターにある自家焙煎コーヒー豆とイタリアワインの専門店
フレスタあらの珈琲 焙煎人荒野です。

今月4/28で当店は8周年を迎えることでできます? 出来そうですね(笑)
開店当初は世界各国のワインを販売しておりましたが、、、
2017年からイタリアワインのみに絞って、より深くイタリアワインの個性を掘り下げてご紹介しております。

今回8周年の節目としてとっておきのワインをご紹介します。





多くの方にウケそうな味 購入しやすい価格 ストーリ性や話題性等々今回は色んな角度から考慮しておりません。僕が大好きなワインの造り手のある銘柄 そのワインを試飲して自信をもってあなたにご案内できると判断したら 一切の迷いなくそのワインを8周年の節目のワインとして販売しよ!と。。。。


4日間かけて試飲しました。やはり僕の期待通りでした。そのワインとは、、、、

その前にグラスに注がれる瞬間を!コチラです。



■ミケーレ・サッタ カヴァリエレ2011
(イタリア・トスカーナ/サンジョベーゼ/フルボディ・赤)
5000円(5400)

コーヒー焙煎職人荒野、ワイン職人ミケーレ・サッタ
同じ職人として彼がつくるサンジョベーゼははやり最高でした。

早速4日間かけての試飲から、、、
たぶん2001ヴィンテージあたりまでは、ボルドー型のボトルでしが僕がカヴァリエレの魅力を知った2007ヴィンテージにはブルゴーニュ型になっていました。ラベルもキャップシールのデザインも2011年からリニューアルになったようです。使ったグラスもボトル形状に習ってヴィノムのブルゴーニュ型。


賛否両論分かれた2011ですが、、、ほんのりと甘味のある果実香と、バリック熟成らしいほんのりとした樽香り。それもそれでお上品。口に含んでみるとまず柔らかい果実味の甘みが、、、酸味もやさしめに丸く。果実味、酸味、渋味ともに角が取れてていいです。2009ヴィンテージより、よりエレガントで飲みやすさも感じ、とてもなめらかでキメが細かい。密度は十分。力強さというよりも、しっとりとエロスさえ感じるいい熟成感です。「つゆだく」感のあるサンジョヴェーゼの旨味。少しピノノワールぽさも感じます。


2日目 香りが開いてきたっ!スミレ!まさにサンジョベーゼらしい華やかさ。ミケーレらしいボディの強さと肝である酸味、旨味がよりパワーを増した感じ。熟成したサンジョベーゼの醍醐味が、、、、いよいよ本気モードになってきました。


3日目も2日目同様に旨味と酸味、果実味の存在感はしっかりと!実に艶っぽい、、、巧いなぁ・・・・熟度の高さもあるがここがピークなのか?



4日目 ピークがそのまま維持してるんじゃないですか~ いやいや旨い!旨味全開
感動そのもの キャンティ、ブルネッロ等内陸のサンジョベーゼとはまた違いここはボルゲリ。サッシカイアや、オルネッライアが台頭全盛期はまるでここはカルフォルニアのナパ並みの国際品種のイメージが今なお色濃くありますが内陸と比べると内陸のサンジョベーゼと違い、海抜も低く温暖な土地のサンジョヴェーゼを、従来のスタイルに固執することなくIGTとして仕上げた自由なサンジョヴェーゼ。


カヴァリエレ2011ヴィンテージもはやり僕を裏切りませんでした。



まだ高額なワインの在庫があるから、、、それわかります!しか~し!


これ飲まんかったらアホっすよ! っていうくらいこのワインに5000円出すに十分な価値あるワイン
だと思いますよ!