エルサルバドル

こんにちは!つくば市並木ショッピングセンターにある自家焙煎コーヒーとイタリアワインの専門店
フレスタプラスあらの珈琲 焙煎人荒野です。

来月限定で久々「温泉珈琲」が少量ですが入荷します。

初めての方は???ですよね。産地は中南米にある「エルサルバドル」です。



せっかくなのでエルサルバドルってどんな国なのかをご紹介します。
面積は約2万?と日本でいう四国くらいの大きさしかなく、中央アメリアで最も小さい国と言われています。しかし人口は約600万人おり、かなり人口密度の高い国ですね。そしてこの小さい面積に火山が20以上存在するという火山地帯になっています。

エルサルバドルは一部で平野もありますが、基本的には国土の大部分が標高の高い高地になっています。赤道直下で普通であればコーヒー豆の栽培をするには暑すぎるのですが、この標高の高さのおかげで、快適な温度でコーヒー豆の栽培をすることが可能になります。
20以上の火山があるので、火山灰性もミネラル分を多く含んだ肥沃な土壌となっております。

5月~10月までは雨季、11月~4月までは乾季と、雨季と乾季がはっきりと分かれていることも、雨季と乾季の両方が必要なコーヒー豆の栽培にとってはまさに最適なんですね。







エルサルバドルの農業生産の30%がコーヒー豆であり、輸出総額の50%がコーヒー豆であり、国内人口の25%がコーヒー豆の栽培に携わっています。もはやコーヒーなしでは成り立たない国になっています。


そのために政府としても更なるコーヒー産業の強化を図っていく必要があり、エルサルバドル国立コーヒー研究所を設立しました。そこではコーヒー豆の品質改良などが行われておりコーヒーチェリーの精製加工のプロセスにおいても改良は進んでいます。エルサルバドルではほとんどのコーヒーチェリーが水洗式(ウォッシュト)によって精製されています。
しかし、近年ではより良い精製方法をエルサルバドルでは模索しており、
「ハニープロセス」が注目されています。 

そそ!コスタリカハニーと同じ精製方法に取り組む農園も増えているみたいです。



エルサルバドルコーヒーの味の特長はというと
基本飲みやすいですね。バランスで飲むコーヒーなので 酸味もあり、甘みもあり
くらいの焙煎が良いです。


ということで今回はエルサルバドルのコーヒーについてでした。

次回はいよいよ『温泉コーヒー』です。コチラをご覧ください。