海底ワイン

今日は先日TVでみた珍しいワインのお話を。。。

そのワインとは、、、、
ヨーロッパのワイン品評会で2000銘柄の中からチャンピオンに選ばれた。
噂は世界中に広まり、結婚式の引き出物や記念日のプレゼントとして人気が殺到しているとか。

旧ユーゴスラビア 「クロアチア」ペリェシャツ半島にある『海底ワイン』 聞いたことある方も
いるのでは??







アンフォラと呼ばれる伝統の壺にワインを入れ、海底で2年間熟成させる。

でも海の水圧で瓶が割れたり失敗の連続だったと、、、、
1年目で300本 2年目で600本ほどのロスがあったとか。。。。




この海域の海水温は一年を通してだいたい15℃くらいをキープしているので
定温倉庫で熟成させているのと同じです。そしてワインの熟成でとても大切なこととして
海底は振動がない!ここが肝らしいです。



海底で熟成している様子↑




熟成後海底から引き上がれられたワイン。



日本ではほとんど馴染みのないクロアチアワインですが、歴史はワイン造りは紀元前からで、
地元の品種プラヴァツ・マリは最高の赤ワインと絶賛されていた。しかし70年ほど前、ワイナリーの国営化でブドウ生産者が激減しました。そこでこの海底ワインをつくるワイナリー「エディーヴォ・ヴィナ」のイヴォさんはワインで活気ある村に戻したいと友人のエディさんと共に熟成したワインをさらに海底で熟成させるというアイデアを考案、世界中の注目を集め、地元のブドウ生産者を倍増させました。



現在予約でほぼ埋まっているらしです。 こう聞いちゃうと飲んでみたい衝動に駆られるのは
ボクだけではないと思います笑


「エディーヴォ・ヴィナ」という
ワイナリーはペリェシャツ半島、ドゥブロヴニクから北へ1時間に行ったところにあるみたいです。