フレスタプラスあらの珈琲 焙煎人荒野です。
あなたは あの香りの記憶 覚えていますか?
今年も年末のイベントとして パナマ・ゲイシャコーヒーを販売します。そして原料も先日入荷です。
今期は「超マイクロロット」のゲイシャワイニー(ナチュラル精製)
近々にテストローストする予定です。
ところで年々この「ゲイシャコーヒー」が注目されておりますが、、、、その要因はやはりカップからの
香りと液体を飲み込んだ後押し寄せるアフターフレーバーのなんとも言えぬ心地良さなんじゃないでしょうか。
ぜひ楽しみに待っていてください。
とはいえまだまだ「ゲイシャ」、、、、耳にしたことはあるけど一体何っ?っていう方ももちろん
たくさんおられますのでここでお復習いの意味で
「ゲイシャコーヒー」の歴史を、、、
これだけパナマゲイシャがメジャーになってくると
ゲイシャ種はパナマで生まれた品種と思われがちですが、実はそうではありません。
エチオピア南部にある「ゲシャ」という地域に生えていた品種です。
このゲシャが訛って、ゲイシャ種と呼ばれるようになったそうです。
ゲイシャ種というとパナマのイメージが強いのは、原産地がエチオピアにもかかわらず、
実際にゲイシャ種が有名になったのはパナマだったからです。
エチオピア原産のゲイシャ種がパナマに持ち込まれたのは、1963年。
そのきっかけは、1950年代にIICA(米州農業協力機構)が中米のコーヒー産業振興のため、
ゲイシャも含めて多種のコーヒー豆をコスタリカの研究所に持ち込んだためと言われています。
その後、パナマコーヒーの父親ともいわれる「ドンパチ農園」が、コスタリカからゲイシャ種を持ち込みました。これがパナマ初のゲイシャだとされています。その後、パナマ政府がゲイシャ種を農園に無料配布した結果、
パナマ国内で広まっていったのです。
しかしゲイシャの栽培は長くは続きませんでした。、、、、
次回へ続く。。。