ケニアコーヒー

つくば市並木ショッピングセンターにある自家焙煎コーヒー豆とイタリアワイン専門店
フレスタプラスあらの珈琲 焙煎人荒野です。

今日は僕の大のおすすめケニアコーヒーのおはなしを。。。



まずは歴史から見ていってみましょう。

ケニアにコーヒーが伝わったのは19世紀後半だと言われています。1890年代にカトリック教の宣教師に
よって、レユニオン島(元ブルボン島)のコーヒーが国内に持ち込まれたことがきっかけでした。

ケニア国境にあるアフリカ最大の山脈「キリマンジャロ」があることから、コーヒー栽培に向いている
土地だとわかった後、多くの人々がケニアに定住し栽培をスタートさせました。これがケニアコーヒー
のルーツです。

□ケニアコーヒーの味の特徴
肉厚なコーヒー豆です。全体的に風味が強く厚みのある酸味があり、苦味は柔らかめです。また、
柑橘系のフルーツのような爽やかさもあり、、あとは焙煎によるバランスで甘さも出てくるので。
ヨーロッパ諸国で特に人気で高額で取引されています。上品な香りと深いコク、濃厚な甘さが楽しめます。


□焙煎によるケニアコーヒーの味の変化
浅煎りではレモン汁のような酸味が強烈に出ますが、この豆の最大の特徴である甘みは焙煎を
進めると生まれます。この豆は深煎りにも向いており、豆質が肉厚なのでフレンチローストまで
深く焙煎を進めても味が損なわれることはありません。ご安心ください。


以上これらを踏まえて上で当店で販売している「ケニア・レッドマウンテン」を説明すると、、、、



レッドマウンテンは名前の通り、赤い土地で生産されたコーヒーです。レッドマウンテンは、
ケニアの首都ナイロビの北にある、キアンブ地区やニエリ地区で作られています。実はこの地域、
火山性土壌の肥沃な赤土で覆われています。だからレッドマウンテンなのです。
ケニアの酸味は好き嫌いが分かれるところですが、
このレッドマウンテンは、ケニアらしい力強さを持ちつつも、
個性が出過ぎていないため、ケニアコーヒーの中でも飲みや
すいです。レッドマウンテンから試してみるとお勧めです。

コクの重厚さ・酸味・甘みが特徴的で、力強さに満ちています。
コクと甘みは、滑らかながらも、しっかりとした土台となっており、コーヒーに安定感をもたらしています。一方の酸味は、その安定感に刺激を与えるスパイス的と思ってください。
今まで色んなケニアコーヒーを焙煎してきての感想ですが余韻はコクと甘みが中心で、ケニア産の中では比較的穏やかな印象を受けます。(あくまでもケニアコーヒーの中に限ってですが、、、)ただ穏やかながらも、しっかり余韻まで風味を感じられる点とほんのりとアクセントになる酸味は、ケニアだなと納得させてくれるコーヒーです。

◆カフェオレにもおすすめ出来るコーヒー
当店では深めの焙煎であること+重厚さがあるため、ミルクに負けないテイストのコーヒーです。
そのためどのようなミルクでも相性が良いですが、特にお勧めは濃厚なミルクです。混ぜるとコクや甘さと
混ざって、キャラメルのようなテイストが出てくると、、、、、(ミルク苦手なボクは絶対しませんが、、、)
一度試されるのもありですね。



アフリカコーヒーの中でも酸味の強いケニアコーヒーです。好き嫌いが分かれる酸味は穏やか
そして力強さを備えているため、ケニア産コーヒーの中では飲みやすい方だと言えます。
こういうこともあって未だケニアコーヒーを体験されてない方にもお勧めできる理由ですかね。