こんにちは!つくば市フレスタプラス@あらの珈琲
焙煎人荒野です。
近年、わざわざオープナーが必要ないスクリューキャップ
のワインも増えてきています。
「いやいや、あれは安物ワイン特有のものだから」と
思う方も多いかもですが、、、
案外そんなこともないってご存知の方も着実に
増えているのも事実。
前もって言っておきますが。、、、
ボクは断じてドチラ派でもございません。
スクリューキャップは1970年からワインに
使用されるようになりました。
天然コルクに比べてコストが低いことと、
お手軽に開栓できることから、
そして生産者がコストを抑えたい安価なワインに
多く採用されてきた
歴史から安いイメージがついてしまっています。
近年はニュージーランドで90%以上のシェアを獲得し、
隣のオーストラリアでも
多く使用されるようになったため、当然ながら高級ワインにも
採用されることで
少しずつイメージが払拭すつつあります。
◇まずスクリューキャップのメリットとしては
◇その一方じゃぁデメリットは??
デメリットとして最も多く出る意見が、
ワインにおける雰囲気、風情を損なってしまうこと
でしょうね。
「コルクにそっとスクリューを差し込んで回し、
ソムリエナイフの
フック部分をかけて優雅に引き抜くという動作。」
素晴らしいワインに口をつける前の、ある種儀式のような
開栓行為を含めてワインを飲む雰囲気ってありますでしょ!
それと、、、
あるブルゴーニュの生産者がグランクリュに
スクリューキャップを
採用してましたが「還元臭」が目立ったため
採用を取りやめたという事実もあります。
※還元臭とは、、
劣化したワインの臭いではなく、ワインの
アルコール発酵中に生育されるもので、
酸欠になった事で発生する硫化水素によるものです。
身近な例ええいえば、、、
ゆで卵の黄身や硫黄のような感じの臭いで、
無農薬・有機栽培で造られた酸化防止剤を
入れない自然派ワインに良くあるので
「ビオ臭」と呼ばれる事もあります。
いずれにしても手軽さ、ブショネの発生も極力
抑えることができる
スクリューキャップは、特にこれからワインを
楽しみたいと考える
消費者に寄り添ったワイン栓だと言えます。
これから段々と「スクリューキャップの
ワイン=安価なワイン」の
イメージは無くなってくるとおもいます。
でもでも、、、スクリューを差し込んで回し、
ソムリエナイフの
フック部分をかけて優雅に引き抜く、、、大ぶりの
グラスにトクトクトク~っと注がれる赤い液体。。。
このワインを飲む前の雰囲気ってボクは重要だと
思うんですけどね、、、、
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