大きくわけて2種類あるワインの果実味。そして果実味と甘さの関係

つくば市フレスタプラス@あらの珈琲 
焙煎人荒野です。


辛口表記の白ワイン。でも甘みを感じるんだよね~
渋さがあって濃厚な赤ワイン。濃いけど甘みも
あるよね~。


以上こんな経験された方は多いはず!

このあなたが感じる「甘み」とはどうやら
ワインでよく耳にする「果実味」という表現に
関係しております。


濃くて甘さも感じるDOCローマロッソ
では果実味とは何ぞや??


大きくわけで2種類あると思っています。

①良く聞くフルーティーという表現。これと果実味は一緒と
 思ってOKでしょ。

・軽く爽やかで、酸っぱい果実の味わいがある
 冷やして飲みたい辛口白ワイン

・甘みと酸味の絶妙なバランスのドイツの白ワイン

・ブドウを搾ってそのままワインにしたような、
 ちょっと濃くて甘さも感じるチリやオーストラリアの
 赤ワイン

まさに「フルーティ」って言葉がぴったり合うような↑
のようなワインは、「果実味のあるワイン」と言えると
思います。


しかし必ずしも「果実味があるワイン=甘い」では
ないんです。


もちろんフランス、イタリアに村比べ比較的温暖地域で
培されたブドウで造る
ニューワールド(チリ、オーストラリア、カリフォルニア)
のワインは果実味たっぷりで残糖が残っているワインも
結構ありますね。
果実味たっぷりチリワイン「テラノブレ」
※↑は果実味が多いちょっと甘みも感じるチリワイン赤、白



◇果実味と甘さの関係
ワインは発酵によって糖分がアルコールに変わり、
お酒になります。

ブドウが熟すほど糖分は高くなり、アルコールに
変化しきれない分の糖分が残るので、
暖かい地方のワインは甘いことが多いのです。

また、糖分が多いほど、アルコールに変わる量も
増えるので、アルコール度数も高くなる
傾向があります。




果実味は多いけどあまり甘くないワインは糖分が
アルコールに変わった量が多く、味は濃く
アルコール度数が高くて甘さの少ないワインになるの
でしょうね。





「果実味」とはズバリ2種類、

「甘酸っぱい果実そのもののようなさわやかで
フレッシュな味わい」
「熟した濃厚な果実から甘さだけを
取り除いたような、
濃密で凝縮した味わい」



↑このような
「さわやかで軽い果実味」と
「重くてコッテリした果実味」の
二通りの果実味を使い分けるのが
ベターです。



そして「甘い」「酸っぱい」
「苦い」「渋い」というのは味覚で
あって




ワインの果実味
「果実味」とは
鼻で感じる香り!って感じ??


果実味の強いワイン=
口に含むと甘いだろうな~と
思わせる香りが強いワインって
思ってもらっていいとおもいます。




試しに鼻をつまんで飲むと
不思議と甘みを感じませんからね




以上ワインの「果実味」が
多い、少ない、そして
ブドウの糖分の量の関係で


辛口表記だけど、、、
甘く感じるワインが結構
多いわけですよ!


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