美しい酸と澄んだ味わい !北緯50度付近に位置し、 ブドウ栽培の北限の地、ドイツ。

つくば市フレスタプラス@あらの珈琲 焙煎人荒野です。


美しい酸と澄んだ味わい 、、、北緯50度付近に位置し、
ブドウ栽培の北限の地、ドイツ。今日はドイツワインの分類と格付け
について、、、、

まずドイツワインの大分類として、、、、
ターフェルワイン、ランドヴァイン、QbA、プラディカーツヴァイン
ドイツワインは、ワイン法により大きく4つの品質等級に分けられます。



下から順に、「ターフェルヴァイン」=テーブルワインのドイツ語読みと
思ってください。
そして一番上等なものを「プラディカーツヴァイン」。


そしてドイツには「ヘビラヒ」と呼ばれる指定栽培地域が13地域
あります。この13地域は、産地を表記することが許可されていますね。

モーゼルとかヴァルテンベルグとか聞いたことありません??


◆果汁糖度による分類
次に、ドイツワインに使われている果汁の糖度による等級を
ご紹介しますね。

果汁糖度とは、1000mlの果汁の中にどの程度の糖度が含まれているか
(エクスレ度)によって分類されます。
決して出来上がったワインの残糖度でないことに注意が必要です。

※(↑の等級図を参照)
QbAクラスのワインは補糖が可能だが、プラディカーツヴァインには
補糖が許されないため、果汁自体の糖度がワインの出来に大きく
影響してきます。


プラディカーツヴァインの等級は、(一番上等なクラスね)
エクスレ度の低い順に次のとおりです。↓



(カッコ内はエクスレ度=果汁に含まれる糖度)
1. カビネット(67~82)
:通常の収穫期に収穫されたぶどうの果汁を使用

2. シュペトレーゼ(76~90)
:カビネットより7日以上遅く収穫されたぶどうの果汁を使用

3. アウスレーゼ(83~100)
:シュペトレーゼより糖度の高いぶどうの果汁を使用 
 房選りでの収穫


4. ベーレンアウスレーゼ(110~128)
:より熟したぶどうの果汁を使用 粒選りでの収穫


5. アイスヴァイン(110~128)
:ぶどうを樹上に残したまま、マイナス7度以下の気温で
自然に凍結したぶどうの果汁を使用
6. トロッケンベーレンアウスレーゼ(150~154)
:貴腐により干しぶどうのようになったぶどうの果汁を使用




ドイツワインに使われるもう一つの分類として、
辛口度をラベルに表記することができる。


1. ファインヘルプ:半辛口に相当する味わい。食事に合わせやすい
ただし、残糖度などの規定はなく、つくり手がつけてよい。

2. ハルプトロッケン:残糖度18g/l以下、いわゆる辛口。

3. トロッケン:残糖度9g/l以下の極辛口。

これらの表示は、「アウスレーゼ・トロッケン」というように果汁糖度と
合わせて表記されています。


全て解らなくても、、、、
↑の画像で言うと
2013ヴィンテージで品種はリースニング
等級は「トロッケンベーレンアウスレーゼ」

っていうことは、、、、
果汁1000mlの中に含まれる果汁の残糖度が150~154
貴腐により干しぶどうのようになったぶどうの果汁を使用
するのが「トロッケンベーレンアウスレーゼ」なので
めっちゃ甘いワインだっ!って言う感じ。


普段聞き慣れない単語ビシバシですが、、、
知ると結構面白いですよ!!



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