9月おすすめのワイン ◆ロエロ アルネイス アンテリージオ カッシーナ キッコ

つくば市フレスタプラス@あらの珈琲 焙煎人荒野です。

ロエロ アルネイス アンテリージオ カッシーナ キッコ

9月おすすめのワイン
◆ロエロ アルネイス アンテリージオ カッシーナ キッコ2300円+TAX
《イタリア/ピエモンテ・ロエロ地区/アルネイス100%/辛口・白》


8月参加したイタリアワイン試飲会で受けた印象通り、やはり「コスパ高っ!!」で
改めて感じました。



※ロエロの大体の場所は↑でイメージしてください。
 因みに「ランゲ」にはバローロ村、バレバレスコ村があります。



ロエロで3世代続く家族経営のワイナリー、「カッシーナ キッコ」。
コストパフォーマンスに優れたネッビオーロが人気です。赤ワインなら
ロエロで造るバルベーラやランゲに所有する畑で造るランゲネッビオーロは
めっちゃコスパ高いです。
2006にバローロにも畑を購入 初ヴィンテージをリリースした途端
ワイン評価誌で94点獲得。今では質の高いワインをお手頃な価格で提供する
ピエモンテの造り手として地位を確立しましたね~。





◆では独断と偏見に満ちた毒味を!!
グラスからは豊満な、、、フルーツ香からはじまりましたが、
12℃設定の当店セラーから出したばかりでは少々冷えが足りない感もあり
アルネイスというブドウにしちゃ果実の甘さが前に出ます。しかしそれを速攻冷やすと、
舌にプチプチとした発砲を感じ
※あくまでも自然な発砲感ね。
フルーツ感たっぷりの酸味と果実味のバランス感覚は◎◎
北のワインにしちゃ味わいもハッキリとした骨格があり飲み応えがあります。
今まで色々とロエロのアルネイスで醸したワインを経験しましたが、、、
味が濃い!!=わかり易い=旨みを感じやすいです。

そして果実の甘みを感じたと思いきや、、、、、ここからがこのワインの
特徴ね、、、


定温で果汁と一緒に果皮を漬け込む特殊な製法「マセラシオン」を施すことで
生まれる若干のタンニンとグレープフルーツの皮のような苦みがアクセントと
なり、1000円台~2000円台前半の白ワインにあるお決まりなスッキリで果実の
甘さを感じるのみ!!なワインでない満足感を与えてくれるわけですよ。


何故か舌先に感じるプチプチとした仄かな発砲感と風味たっぷりとした果実味。
そこを酸味が全体のバランスをとり、、、そこから思いがけないタンニンと
フルーツの苦み。ただスッキリ感だけでない、、、ただ甘みを感じるだけでない、、、
味わいの濃さ。。。。


こう考えるとやはりあの時、、延べ150種以上のワインを飲んでみて
価格と品質のバランスがイチバン納得した理由を再認識しました。

少なくともフレスタのお客さんにはウケる味だと思いましたね~~~。



※もちろん全ての方が旨いっ!ってなるわけはありません!!
のでそこはご理解くださいませ!!




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