コーヒーをドリップする際に 使うペーパーの種類、素材の違いで味はどのような変化をするのか?

つくば市フレスタプラス@あらの珈琲 焙煎人荒野です。
今日は先日お店にご来店くれた方からコーヒーをドリップする際に
使うペーパーの種類、素材の違いで味はどのような変化をするのか?

こういったご質問があったのでそれについて書いてみようとおもいます。




ハリオV60ドリッパー
自宅でコーヒーを飲むとき、どのような淹れ方で飲んでいますか?
ペーパーフィルターを使用したドリップ方法は一番ポピュラーですね。
あらの珈琲もこの「ペーパードリップ」をおすすめしております。


さらにドリップ式のフィルターはペーパータイプの他に金属や
布のフィルターがあります。



◆ペーパーフィルター
特長は、紙の繊維質にコーヒー豆の油分が吸着されすっきりとした味わいになります。

細かい豆の粒子もキャッチしてくれるため、コーヒーはさらさらとした舌触りです。

繊細な日本人にはこの舌触りを結構気にされる方多いです。
そして
1回づつ使い捨てで利用できるため、衛生的で後片付けも便利ですね。



◆金属製のフィルター
よくステンレスやチタン製の商品を見かけます。

直接豆を入れるので何度も使えてコーヒーオイルもしっかり抽出されます。

メーカーによっては細かい豆のカスも落ちてしまうので、少しとろりとした

フレンチプレスに似た舌触りのコーヒーになります。

ボク的には舌触りのザラツキが気になるところです。

それとコーヒーのオイル分が付着するので後片付けが

結構面倒ですね。




◆布製のフィルター
ネルが一般的ですが、リネンで作っている商品もあります。

ペーパードリップに比べてゆっくりと抽出するのでより濃厚な味わいが楽しめます。

使用後は沸騰消毒し、水に漬けて冷蔵庫に保管するので管理に手間がかかります。




◆さらにコーヒーペーパーフィルターを選ぶときのポイント
あなたは濃厚派? スッキリ派?


※向かって左側「メリタの一つ穴ドリッパ」右はハリオV60
ペーパー貫通型

ゆっくり時間をかけてお湯を通過させると苦みや渋みの強い
コーヒーが落ちます。

このような重たい風味?がお好きな方はドリッパーの穴が
ひとつで、なるべくドリッパーとペーパーフィルターが
密着するような形状が良いですね。

メーカーで言うとメリタの製品はかなりゆっくり抽出できます。
※画像左側がおすすめです。


逆に早めにお湯を通過させると酸味のある、スッキリとした
味わいのコーヒーになります。

軽めのコーヒーがお好きな方はドリッパーの穴が多め、もしくは大きめに
開いているもので、ドリッパーとペーパーフィルターの間に溝が多くある
形状をおすすめします。




紙で濾過するのか?そのままオイル分も抽出するのか?
紙の形状の違い、、、、等々 もし興味があれば色々試して
みるのが良いですよね。。。



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