今週末~販売スタートするコーヒー豆「グァテマライエローナンセ ブラックハニー」

つくば市フレスタプラス@あらの珈琲 焙煎人荒野です。
今日は今週末~販売スタートするコーヒー豆のお話しです。
グァテマラ リンダビスタ農園イエローナンセ ブラックハニー
■グアテマラ リンダビスタ農園”イエローナンセ” ブラックハニー 
100g 800円 200g 1550円 ※秘密の倶楽部&メールマガジン会員特典あり


商品名の「イエローナンセ」とは品種ではありません。品種はブルボン或いはティピカ
と思われます。

早速肝心の味わいからいきましょ!
南米らしい柑橘フルーツの香りからはじまり口当たりは柔らかくフルーツ感ある甘みと
これまたやさしい系酸味のおかげで後味がスッと引いていく。スルスル~っと飲めて
しまう爽やかな心地よいコーヒーです。「コスタリカ産ブラックハニー」のような
濃密感あるマッタリとしたイメージとはちょっと違います。同じ甘さもよりフルーツ
感を感じます。とても爽やかです。ジメジメ~とした梅雨から初夏にかけて季節的にも
マッチングしていますね。 ローストポイントは中煎りです。酸味も穏やかなのでさらに
浅く焙煎してもキャラ立ちしにくいし、、逆に必要以上深く焙煎しても中途半端な苦み
を出してしまうのでNGですね。 なのでバランス重視の中煎りがベストでしょ!



■ではイエローナンセとは何ぞや??
グァテマラで採れる「イエローナンセ」という黄色い小さなフルーツがあります。
8~9月が旬ということだが、グアテマラの中でも暑い地域でしか採れないトロピカルな
フルーツです。
グアテマラ リンダビスタ農園

ご存じのようにコーヒーチェリーには、赤く熟すものと黄色く熟すものがあります。
この黄色く熟した様がナンセに似ているところからイエローナンセというロット名が
付けられているわけで味がナンセに似ているというのではないです。

とにかく希少性の高いコーヒーであることは間違い無いっ!


更に!更にだ!この農園の造り手はかなりのマニアックである。ていうか
些かマニアック過ぎではないか? 確かにボクも思う、、、


このイエローナンセなんていう聞いたこともないコーヒーをチェリー収穫後
果肉をはぎとり、その果肉の汁(ヌメヌメとした粘性の汁)を豆に残したまま乾燥、
脱殻して生豆にするハニープロセスの工程を踏んでおり、個性ある風味と甘みを求め
そのハニープロセスの中でも、最も果肉の汁を付着させるブラックハニープロセス
工程を経てます。

普通に中南米の主流である「ウォッショド」(水洗精製処理)では面白くない?
気が済まなかったようですね。この手間の掛けようはもはや自己満足の世界!!
でも良いんですっ!!
ボクの持論として「職人の自己満足度の高さも商品のクオリティに関係すると」




とにかくグァテマラコーヒーの中でもあまり類を見ない希少性の高いコーヒー豆
であることは間違いないので、、、一度飲んでみるのも損はないとおもいますね。