僅か4年でスペシャルティコーヒーの地位を得た農園がつくるコスタリカボシュ農園カツーラワイニー

つくば市フレスタプラス@あらの珈琲 焙煎人荒野です。
明日から発売開始の今月のおすすめコーヒー豆はコスタリカです。
コスタリカ ボシュ農園 カツーラワイニー
■コスタリカ ボシュ農園「カツーラワイニー」(中煎り)
100g 800円+TAX 200g 1500円+TAX 300g購入で2250円+TAX→2050円+TAX


今回は僅か4年でスペシャルティコーヒーの地位を得た農園がつくる
ワイニープロセスのコーヒーです。所謂ナチュラル精製と言われる収穫したコーヒーチェリーを
果皮、果肉を付けた状態で天日乾燥させて乾燥させます。それにより発酵一歩手前の果肉臭と
いうかフルーツ感たっぷりな香りと味わい。従来のコーヒーのイメージからちょっと外れた感覚
です。エチオピアナチュラル(当店ていうストロベリーモカ)のような如何にもコーヒーっていう
味わいとのギャップが良いんでしょうね。。。


今回のコスタリカコーヒーは輸入元さんもかなりオススメしてきただけあって味わいにも個性が
出やすいので良かったです。同じ「ワイニー」(ナチュラル精製)でもエチオピアモカのような
よりイチゴ!!のようなベリー感が全面に出ているというよりかはベリーもあり、柑橘もあり
そこに完熟トロピカルフルーツもありなミックスされた果物のような後味です。

コスタリカ ボシュ農園カツーラワイニー
焙煎当日からほぼほぼ毎日テイスティングでどう様変わりするかをチェックしてきましたが
ドリップ直後から冷めるに従い甘味をより感じる点は焙煎直後から共通して言えます。
抽出直後はまだ温度が高いのもあってフルーツ感ある風味を感じるもののより温度が低くなるに
連れ「ワイニープロセス」らしい独特の果実味というか果肉感が表われそれに伴い甘い!とうか
旨味をより感じられます。


現在コーヒーのトレンドキーワードである「サードウエーブ」「浅煎り」「フルーティ感ある酸味」
等々あります。それに伴い各産地よりこのフルーツ感を解り易く出すため「ワイニープロセス」
だったり「ナチュラルプロセス」のような処理をしたコーヒー豆が以前とは比べものにならない
位多く輸入されています。それを短時間(約14-15分位)で浅く焙煎することでコーヒーの酸味を
より強調しフルーツ感を引出させると謳われております。




コスタリカワイニープロセス
しかしコーヒー焙煎を生業としていて、幾度となく失敗し悩み、試行錯誤してきた私が
思うに、、、、ある程度深く焙煎したほうがより「ワイニープロセス」が求めるキャラクター
であるこの「フルーツ感」は出る。いや逆に言うと短時間で浅い焙煎ではこの「フルーツ感」
は出ない!!という結論に達しました。



簡単に言うと酸味が強調されるが甘味があってのフルーツ感が
やはり出ないんですね。約22-23分くらいの時間をかけゆっくりと
仕上げるからこそカップ1杯で変化に富んだ旨味や風味を感じれると。。。。


温度帯によって風味、味わいの変化を楽しめるコーヒーです。
まぁ一度はこの機会に召上がってください。







https://frestaplus.com/71866/%e6%9c%80%e6%96%b0%e6%83%85%e5%a0%b1information/