今回はコーヒー豆の挽き方と味の関係を抽出器具含め少し掘り下げて解説します。

つくば市フレスタプラス@あらの珈琲 焙煎人荒野です。

コーヒー豆を挽く

コーヒーを淹れるとき、自分で豆を挽いてから淹れるという方も多いと思います。
挽きたての豆で淹れたコーヒーは、味や香りもフレッシュで本当においしいですよね!


しかし、「コーヒー豆を挽く」という工程も、ただ単純に粉に挽けばいいのか?
抽出する道具によって適した「挽き目」があり、さらにコーヒー豆の種類や状態、
飲む人の好みによってもベストな「挽き目」は変わってきますよね。


■結局『挽き目』とは??
今回は挽き方と味の関係を少し掘り下げて解説します。

「粗挽き」「細挽き」という用語。
文字どおり「粗く(細かく)豆を挽くこと」ということは分かっていても、
挽き目を変えることの意味や、それによってどんな違いが起きるのかまでは
分からない、という方も多いのでは?



そもそも「挽き目」というのはコーヒー豆を挽く時の細かさのこと。
これを粗くしたり細かくしたりすることで、淹れるコーヒーの濃さを調節する
ことができます。


一般的には粗挽きにするほどコーヒーは薄くなるため、さっぱりとした味に、
反対に細くすると濃くなるので、しっかりした味わいになります。
他にもコーヒーの濃さに影響する要素として、「豆の量」「抽出の時間」「お湯の温度」
の3つがあり、これらをバランスよく調節することで好みの濃さを作り出すことが
できるわけですよ。

基本的には抽出する器具によってオススメされる挽き目がだいたい決まっています。


フレンチプレス………粗挽き


ペーパードリップ……中細挽き


エスプレッソ…………極細挽き


↑これらがなぜオススメとされているのか、その理由を簡単にお話しますね。


■コーヒーの抽出方法は、大きく分けると2パターン
①透過式……お湯や水を上から注ぎ、コーヒー豆を通過させて抽出液を下に落とす方法。
      代表例はペーパードリップ
②浸漬式……コーヒー豆をお湯に一定時間漬けて、あとから豆と抽出液を分ける方法。
      代表例はフレンチプレス


①透過式はお湯とコーヒー豆の接触する時間が短いので、段階的にコーヒーの成分を
取り出すことができます。コーヒー豆から味の成分が出る速度はゆっくりです。


②浸漬式は抽出自体にテクニックは必要ないですが、コーヒーの成分が一気に出て
しまうため、強めの味になりやすいです。こちらはコーヒー成分の抽出速度は速いです。


ということは、、、
それぞれの抽出方法に対して、どれだけの濃さのコーヒーを作りたいかを考えると、
それに適した挽き目も自然と見えてくるというわけです。



※中挽き
◎ペーパードリップのような透過式は味がゆっくり出るので、普通の濃さなら中細~中挽き、
 濃いめに淹れたい時は細挽きがベストな挽き目となります。


※粗挽き
◎一方のコーヒー豆を漬け込む浸漬式は味が出るのが速いため、挽き目が細かいとエグ味が
 強く出てしまいがち。それを防ぐためにも粗挽きがオススメとされています。


※細挽き
◎エスプレッソマシンは分類的には透過式になりますが、お湯に高い気圧をかけて短時間で
 濃厚なコーヒーを抽出するため、写真のようにパウダー状の極細挽きにする必要があります。



このように、抽出方法がどちらの仕組みになっているかを考えると、その方法に適した挽き目も
おのずと見えてきますよね。雑学程度に頭の片隅にでも入れて置いてくださいね。




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