今日は「ゲイシャコーヒー」のお復習いです。

つくば市フレスタプラス@あらの珈琲 焙煎人荒野です。
今月のおすすめコーヒー豆はいつもより価格が高めな「ゲイシャ」ですが、ちょうどベストなタイミングで
「paypayでつくば市を応援しよう30%還元キャンペーン」があるせいか、、、購入される方
多いです。さらに「ゲイシャコーヒー」ときては尚更ですね!

今日は「ゲイシャコーヒー」のお復習いです。

アラビカ種の突然変異によって生まれたとされています。コーヒー豆はより生育しやすいよう、幾度となく
品種改良が行われるのが一般的ですが、ゲイシャ種は原種に近い状態のコーヒー豆だと言われています。
原産地はエチオピア。ゲイシャ種は、もともとエチオピアの「ゲシャ」という地域に自生していたことから
ゲシャ種と呼ばれていましたが、やがてゲイシャ種として知られるようになりました。

病気に弱く、樹高が4m近くもあって栽培の難しいコーヒー豆です。さらに収穫量が少ないこともあり、
長い間、生産には不向きと敬遠され続けました。

■ゲイシャコーヒーが高値になるのにはいくつかの理由。
2004年に開催されたコーヒーの国際品評会でパナマのエスメラルダ農園がゲイシャ種を出品したところ、
これまでにない高値で落札され「1日にして世界一有名なコーヒー豆」となった所謂「ゲイシャショック」。
それから始まった高値での取引が、今なお続いていること。
エスメラルダ農園のゲイシャ種は1区画当たり300ポンドという高値でオークションにかけられますが、
毎回数時間で完売してしまうそうです。


栽培が難しく収穫量の少ないため、希少価値の高いコーヒー豆であるということも大きな要因です。
今まで多くのコーヒー農園がゲイシャ種の栽培をしてこなかったため、苗自体の数が少ないという
ことも考えられますね。


■一度は忘れ去られたゲイシャ種
エチオピアで発見されたのは1931年。1950年代にはさび病対策に使われる目的で南米・コスタリカへと
渡り、1960年代に中米・パナマへ伝わりました。当時からゲイシャ種の美味しさは広まっていたものの、
収穫量の少ないゲイシャ種がコーヒー農園で定着することはほとんどありませんでした。そして少しずつ、
ゲイシャ種の存在は忘れられていったのです。


ゲイシャ種の栽培を続ける数少ないコーヒー農園の一つが、パナマにあるエスメラルダ農園。エスメラルダ
農園は標高1,600mほどに位置する世界有数のコーヒー農園です。豊かな自然と降雨量に恵まれる上、無農薬や
手摘み収穫など、こだわりある生産姿勢に定評があります。

ゲイシャ種は1,500~1,700mもの標高を好むため、エスメラルダ農園は最適な環境でした。これもゲイシャ栽培
に成功した大きな要因だと言われています。






■世界が驚いたゲイシャショック
ゲイシャ種が再び脚光を浴びるキッカケとなったのが、2004年に開催されたコーヒーの国際品評会です。エスメラルダ農園がゲイシャ種を出品したところ、これまでにない高値で落札されて優勝。ゲイシャショックと呼ばれるこの出来事から、ゲイシャ種は1日にして世界一有名なコーヒー豆となったのです。

その後コロンビアへ持ち込まれ、栽培地が拡大。現在はコスタリカ、グァテマラでもゲイシャ種の栽培が
年々多くなってきています。
こういった背景があり「ゲイシャショック」は今もコーヒー業界を席巻しています。



栽培が難しい上に、他の品種と比べると収穫量も少ないため希少価値が上がり、値段が高めです。
気軽に飲めるものではないかもしれませんが、特別なひと時に飲むのにぴったりのコーヒーです。
この機会にパナマゲイシャだけでなく世界が絶賛するゲイシャコーヒーの美味しさを楽しんでみ
てください。