コストコ年会費4840円の本質的な理由

つくば市フレスタプラス@あらの珈琲 焙煎人荒野です。今日はコーヒーでもワインでもない話題を!ずばり「コストコ」です。そそ!あなたもコストコのホットドックお好きでしょう?笑

アメリカ生まれの「コストコ」。日本国内でも現在28店を構える会員制の小売りチェーンです。本国アメリカをはじめ12カ国806店で展開する超~グローバル企業!(2021年4月1日時点)。大量の食品・お菓子・飲料はじめ現在の巣ごもり需要で堅調なスーパー、ドラックストア、ホームセンター等々の全てのカテゴリをカバーしています。そしてお買い物需要と並びコストコ最大のキーラーコンテンツは↓ ↓ ↓でしょ!

●ホットドック(ドリンク付)180円でしょ!コストコによく行っていた時代は必ずこのホットドックとピザを食べていました。このホットドックはアメリカでは1.5ドル(約162円)で販売されいて、「ホットドッグ1.5ドル」は30年間も変わっていないらしいです。この割安なホットドッグが食べられるなら、とコストコの会員になる人が多いのは事実です!そしてこのホットドックが会員を継続する理由にもなっているんですね。。。

コールスロー、オニオン乗せ放題!ケチャップ、マスタードかけ放題!ドリンクも確か・・飲み放題!でこのボリューム感。立派な来店動機になりますよね。コストコは基本的に会員に向けたサービスを提供するビジネスです。日本の年間会員費はというと■個人会員「ゴールドスター」4840円。■エグゼクティブ・ゴールドスター9900円。■
法人会員?ビジネス4235円。■エグゼクティブ・ビジネス9900円。
それぞれ特典が異なりますがほぼほぼ個人会員のゴールドスターが多いみたい。そして、この金額を支払って継続する既存会員は90%ほどに達していると。。。
そしてビビったのが!コストコの収益構造です。2021年度の第2四半期を例に上げると●売上高:439億ドル●商品の仕入れ:391億ドル●販売費及び一般管理費:43億ドル売上高から、商品の仕入れを引き算し、さらに販売費および一般管理費を差し引くと、利益はほとんど残らない!!えっ!?と思いきや先にあげた年間会員費収入これが利益の大半を占めているではないですかっ!【収益】●売上高:439億ドル●会員費収入:9億ドル【費用】●商品の仕入れ:391億ドル●販売費及び一般管理費:43億ドル。営業利益相当額が14億ドルとなる。彼らのビジネスモデルは、顧客を囲い込み良質な商品を提供する。それに付加するサービスも提供する。その一環としてがあの↑ホットドッグなんです。極端な話、実際の商品自体は、ギリギリの原価で販売しても構わない。コストコを楽しんでもらい、翌期も会員に継続してくれれば会員費収入が得られ、それが安定した利益に直結していくモデルになっているんですよね。

その中でもボクが注視したのは仕入原価の高さだ。コストコって高品質をうたっているが、たしかに原価で見てもあながち間違いではなさそうです。実に、391億ドル÷439億ドルで約90%の原価率となっている。ある意味凄すぎる!




さらに興味深いのが昨年、コロナ禍でコストコが漁業へアプローチした方法だ。飲食店が不調に陥るなか、飲食店も大変だが、供給業者も大変です。とくに、漁業関係者は卸と飲食店から買ってもらわないとどうしようもない。そこでコストコは養殖のマダイを買い取り、店舗で販売しました。現在ではサステナビリティー経営が叫ばれているが、そもそも企業が生き残らなければサステナビリティー経営もへったくれもありません。そこで、苦境に陥っている分野を救済するために、商品を仕入れる。さらにコストコでは過剰な利益も加算されていないとわかれば、消費者も高品質・低価格のものを享受できる。それがコストコのブランドイメージ向上にもつながるし、さらにはそれが新規会員増加、会員維持率向上にもつながるかもしれない。収益は会員制度の会員収入があればOK。だから年間4,840円払ってくれればボリュームがあり高品質で低価格な商品+その他不可価値あるサービスを提供しますよ!ホットドックも楽しんでね!コストコが年4840円の会費を取る本質的な理由がこれなんです!!





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