検証!カリタ式3つ穴ドリッパーVSハリオV60円錐ドリッパー




検証!カリタ式3つ穴ドリッパーVSハリオV60円錐ドリッパー




豆の銘柄:ケニアレッドマウンテン
粉の量:15g
抽出量:150ml


◆カリタ式3つ穴ドリッパーの特徴

3つの穴から抽出されたコーヒーが流れ出る構造です。穴が小さいため、
ドリッパー内にある程度の時間湯だまりができるようになっています。


◆ハリオV60円錐ドリッパーの特徴

実際当店で使用しているドリッパーです。ペーパーが突き抜ける
構造になっているので湯溜まりは出来ないようになっています。



■実際ドリップしてみての感想
想像通りハリオに比べてカリタの方が湯溜りが出来る分抽出時間は長めです。



■味の比較
カリタ式の方が抽出液が落ちきるまでの時間が約15秒ほど長くなるので当然コクというか
ボディ感のあるものになります。特に感じるのは酸味の出かたです。
カリタの3つ穴ドリッパーの方がケニアの酸味もよりハッキリと感じました。
一方ハリオでの抽出の場合、味全体がとても円やかに感じ甘みに関してはハリオかなぁと。
同じコーヒー豆を使っても明らかに違いが出ましたね。


『ハリオ円錐ドリッパーの方が美味しく淹れやすい』
どちらが良いとは言い切れませんが・・・
ハリオ円錐ドリッパーの方が湯を注いでから落ちるまでの時間が早いため、
注ぐ量とタイミングをコントロールすることで、出来上がるコーヒーの特徴も
コントロールしやすいかなぁとおもいますし、簡単に言うと美味しく淹れやすい!



【カリタ式3つ穴ドリッパーの注意点】
構造上湯溜りができやすく抽出もゆっくりなので(特に後半遅く感じる)豆の挽く粗さは注意した方が良いと感じました。細かすぎるとより抽出時間が長くなるので余計な雑味がでやすくなるので「挽き目」は注意です。多少粗目の方が安全ですね。特に粉の状態で購入する場合はどのドリッパーを使っているかも伝えて方が良いですよ。。
そして粉で購入する場合は中挽きより粗く挽いてもらうことをオススメします。


【ハリオ円錐ドリッパーの注意点】
ペーパーが突き抜ける構造なのでストレスなく抽出されますので特に1杯分だけ淹れる時、お湯の太さに注意してください。太すぎるとあっという間にコーヒーの旨味が出る前に目標の抽出量になってしまいます。=スッキリし過ぎとか味が薄いと感じやすくなります。だからといって細かく挽く必要はありません。お湯のスピードだけ注意です。




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