アイスヴァインじゃなくて『アイスバイン』!!

アイスヴァインじゃなくて『アイスバイン』!!

ドイツ発祥の家庭料理「アイスバイン」。テーブルにドンっと置かれた大きなお肉は、メインとしてもサイドとしても十分に見応えがあります。そして、、、


テーブルが一気に華やかに!!


ドイツ発祥の「アイスバイン」は、特にドイツ北東部にあるベルリン地区で代表的な名物料理です。

ドイツ語で「Eisbein」といい、
Eis(氷)」「Bein(脚)」という意味があります。

名前の由来は説諸々とあり。

1,ラテン語「os ischbeen(坐骨)」から の説もあり。※カタカナ表記調査中(わかり次第追記します)

2,アイススケートの靴のエッジに動物の骨を使っていたから

3、長時間煮込んだ肉から出たゼラチン質が冷えて固まると氷に見えるから「アイス」は「氷」からきている説があるものの、実際には関係ありません。



◆◇◆◇すね肉と香辛料・香味野菜の煮込み料理◆◇◆◇
アイスバインに使う肉は、何日もかけて塩漬けにした豚のすね肉。ふくらはぎ部分の脂肪が少なく、低カロリーでヘルシーな部位です。ハーブなどの香味野菜と一緒じっくり煮込むことで野菜の優しい旨味が出るので、寒い季節にぴったり!ザワークラウトやジャガイモとともに供されることが多く、マスタードをつけて食べるのが一般的。ドイツでは、主にディナーやパーティーで振る舞われています。




「アイスヴァイン」との違いに注意
ドイツには、『アイスバイン』と『アイスヴァイン』という言葉があります。笑。


「アイスヴァイン」は、凍ったブドウの果実から作られた甘口の高級白ワインのこと。6/10のワイン試飲販売会にも3大産地のひとつオーストリアのアイスヴァイン(アイスワイン)が登場します。ドイツでもかなり有名な高級ワインで、機会があればぜひ味わっていただきたい一品かと。。


■アイスバイン=Eis「b」ein

■アイスヴァイン=Eis「w」ein
日本語では同じように発音しがちな「B」「W」スペルですが、現地のドイツでは区別が必要!
お肉「Eis bein」を頼んだつもりが、ワイン(Eis wein)が出てきたというケースもあるみたいですよ!WWW
旅行の際は、ゆっくりと発音したりメニュー表を指差したりしてぜひぜひご注意ください。




大きな皿にドンと盛り付け、ナイフ&フォークで切り分けながら楽しむ『アイスバイン』

付け合わせは、「ザワークラウト(キャベツの漬物)」「マッシュポテト」「粒マスタード」が相性抜群。

こちらの料理に合わせるワインは”辛口リースニング”desholtu!



6/10開催のワイン試飲販売会のご参加希望の方は
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