「ハワイコナコーヒー」イコール「フレーバーコーヒー」??

ハワイコナコーヒー100%

花のような甘い香りとフルーティな酸味。ローストがピンポイントでキマルと甘みを伴ったジューシーで円やかな酸味が顔を覗かせる・・・・今すぐハワイでサーフィンしたくなる焙煎人荒野。

ハワイコナコーヒーとは、“ハワイ島の西側のコナ地区で栽培されるアラビカ種のコーヒー”のことです。現在ハワイ島以外にも、マウイ島、オアフ島、カウアイ島などでコーヒー栽培が行われていますが、コナ地区で生産されるコナコーヒーが最高品質とされ、世界的にも有名なコーヒー。またアメリカ農務省の厳しい検査に合格した豆以外はハワイコナを名乗ることが出来ず、不合格になった豆は単なる“ハワイアンコーヒー”として区別されます。





■「ハワイコナコーヒー」イコール「フレーバーコーヒー」??


ハワイ土産の代表格のひとつ「フレーバーコーヒー」を「ハワイコナコーヒー」だとおもっている方まだまだ多いです。この類いのコーヒーには数%しか「ハワイコナコーヒー」は入っておりません!ハワイコナ100%のものを「コナコーヒー」というのに対し、10%以上使用したものを「コナブレンド」といいます。ていうか”10%しか”入ってなくても「コナブレンド」と謳えます。


■ロイヤルコナ
ハワイコナが10%以上ブレンドされたハワイのフレーバーコーヒートップブランド。
「バニラマカデミアン」「チョコレートマカデミアン」はじめハワイのお土産品として人気No.1のベストセラー商品なんです。それとは別に「コナコーヒー100%」もしっかり販売してたっ!




■ハワイコナコーヒーの歴史として
ハワイにコーヒーが持ち込まれたのは19世紀前半のことで、当初は観賞用だったという説もあります。ハワイ島以外にも、多くの島でコーヒーの生産が行われた歴史がありますが、虫害をうけて衰退してしまいます。しかしハワイ島のコナだけが虫が適さない環境だったことから、以来、コナがハワイでのコーヒー生産中心地となりました。

ハワイコナの等級は5段階になっており最高級のものを「エクストラファンシー」続いて「ファンシー」「No.1」「プライム」があります。さらに「エクストラファンシー」以上の高級な豆もあります。コナ「ピーベリー」といって粒がふっくらとまん丸したコーヒー豆が存在します。その値段、200gで8,000~9,000円。生豆だと少し安くなるようですが、現在のトレンドリーダー「パナマゲイシャ」並です!

まん丸まん丸のピーベリー
現地でもかなり高価らしい、、

※逆に「プライム」以下の等級になってしまうと「ハワイコナコーヒー」とはいえず「ハワイアンコーヒー」と言われています。



■ハワイコナが高値になるヒミツ
あなたもなんでハワイコナコーヒーってこんなにも高額なんだろ?って思っていませんか?
多くの方が関心を抱くポイントですね。

ハワイ島は火山地帯で限られた地域でしか生産できないのでどうしても希少価値が上がってしまします。さらにハワイコナ高値の理由がもうひとつあります。それは、先進国で採れる豆だということです。物価や人件費は途上国とは比べものになりません。 あくまでもアメリカ合衆国ですからね!


さらに×2!もうひとつの理由としてハワイコナはホワイトハウス御用達のコーヒーなんです。これも値段を引き上げている要因となります。

荒野の母親もかれこれ10年以上ひたすらハワイコナコーヒーだけを飲んでいます。

なんでハワイコナしか飲まない理由を聞いてみるとハワイコナコーヒーには他のコーヒーにはない滑らかさがあると。酸味は基本苦手なんだけどハワイコナのジューシーな甘い酸味がOKらしいです。

とはいってもウチの母親もフレスタが開店する前まではやはり「ハワイコナコーヒー」イコール「ライオンコーヒー マカダミアヴァニラ」だと信じ切ってましたからね。もちろん香りがイヤだからコナコーヒーは無理っ!って言うカテゴリーでしたね。


まぁとにかく
経験として一度は飲んでおくべきコーヒーでしょうね。もちろんコナ100%ですよ!!





改めてご注意を!!
「ハワイコナコーヒー」とハワイで売ってるライオンコーヒーやロイヤルコナのような「フレーバーコーヒー」は全くの別物ですっ!!
最新情報はコチラから