コーヒーの風味は何で決まる??あなたは知ってますか?その2

コーヒーの風味は何で決まる??あなたは知ってますか?その2


今回はまずはコーヒー豆の挽き目について
■細挽きと粗挽きでコーヒーの濃度は変化する
挽き目には大きく6段階があって、粒が大きい順に「粗挽き」「中粗挽き」「中挽き」「中細挽き」「細挽き」「極細挽き」というふうに分けられます。
挽き目によって何が変わる??→コーヒーの濃度“すなわちコーヒーの成分が引き出される量”が変わります。

挽き目(粒度)が細かければ細かいほどたくさん破壊されることになり、内部にあるコーヒーの成分がお湯に溶け出しやすくなります。要は細挽きのほうが成分が溶け出しやすいぶんコーヒーの濃度は高くなり、粗挽きのほうが成分が溶け出しにくいぶんコーヒーの濃度が薄くなってきます。

コーヒーの味は濃度によって大きく左右されるから、同じ条件で抽出した場合、濃度が高いということは、それだけいろいろな成分が溶け出しているので、コクやボディを感じます。しかしその一方で、雑味などのネガティブな要素が出ている可能性も高くなってきます。

逆に濃度が低ければ、ネガティブな要素が含まれる可能性は低くなりますが、成分があまり出ていない状態なので、味や香りに物足りなさを感じてしまうかもしれません。(スッキリとも言うけど・・・)

だから、極端に成分が出過ぎ(過抽出)ても、出なさ過ぎ(未抽出)てもNGで、、ということは、挽き目が細かすぎたり、粗すぎたりするのもNGっていうことですね。



なので・・・結論付けると
中挽き~中粗挽きが、抽出のコントロールがしやすい挽き目っていうことです。

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とはいえ挽き目基準は、人によって、あるいは使うミルによっても異なってきますからグラニュー糖よりも少し粒が大きい程度です。この挽き目を基準に、ミルの設定を少し粗めだったり、少し細かめだったりという具合に、粒度を調整してみるのがおすすめです。(もし良かったら挽き目のサンプルお渡しするのでお店に来てみてください)


気持ちちょっと粗いかなぁ~~っていうこの位で良いと
思います。2~3杯分を淹れるなら全然これ位のメッシュでOKです。