☆5月のおすすめコーヒー☆ブラジリアン・モカ「イバイリ」


☆☆☆5月のおすすめコーヒー☆☆☆
ブラジリアン・モカ「イバイリ」
※画像左側:小粒な豆がイバイリ種。
モカと言うとエチオピアやイエメン(モカマタリ)の豆を想像されると思うのですが、
実は両国のコーヒーは収穫されたコーヒー豆をイエメンの「モカ港」に運んで
そこから輸出していた歴史があるためにモカという総称で呼んでいるだけです。
品種的にはティピカをはじめとしる古来種や在来種なので、、、多少屁理屈覚悟で言うと、、純粋な意味での
モカ種ということになるとハワイ、マウイ島の「マウイ・モカ」かブラジル・イバイリしか存在しないのです。


このモカ種という品種は世界一小さいとされる丸豆”ピーベリー”がデカく見えるほど小ぶりであります。昔、あるブラジルの農園から輸入されたらあまりにも粒が小さ過ぎて60kg麻袋の縫い目から大量に零れ落ちてちょっとしたトラブルになったことがあるとか。なので生産者側からしますと手間暇かけて精出して作っても出来る数量はたかが知れていて、あまりの生産性の悪さから栽培を諦める生産者が多いみたいです。

しかし!コーヒーのクオリティそのものはかなり秀逸で見た目はちっちゃくて貧相なのに爽やかな明るい酸味があってサラッとした甘味が喉元を通り過ぎていく風味は同じモカでもエチオピア、イエメンのそれとはまたひと味違う楽しさを味わえるコーヒーです。


今回ご紹介予定のブラジリアン・モカ「イバイリ種」、、
実は10年以上も前に「試験栽培品」として販売されていた豆ですが、今でも試験栽培品となっているのにはちょっとビックリ!まぁそれだけ商業ベースに乗せにくいコーヒーだと言うことですね。依然は多少タマに販売してるお店もあると聞いてましたが、、今ではマウイ島とこのブラジルの試験栽培品くらいしか存在しないみたいでその意味でも貴重な豆だと思います。。
変わり種好き!というか、、、
些か尖ったお客さんが多いフレスタだからこそ購入してみました。っw!!っw!





粒の違いを比較。
画像左側:ブラジリアン・モカ「イバイリ」
画像右側:スマトラ・マンデリン

現物見るとさらに良くわかります。


早速テストローストしてみました。。
サラっ~というよりかは滑らか~~。
フルーティな酸味でなく、、、
黒蜜のような甘くてちょっとだけ後味に酸もあり、、
終始柔らかい味わいだと。。。。


あと数日テイスティングしてみて、、、
ご紹介出来そうですね。


もう暫くお待ちください。