寒い冬に深煎りコーヒーが美味しく感じるわけVOL2


寒い冬に深煎りコーヒーが美味しく感じるわけVOL2

VOL1ではなぜ深煎りが飲みたくなるか??の
結論を簡単に説明しました。
①乾燥により「味の濃いもの」を欲するため
②乾燥により「コク」を欲するため
③師走は忙しく疲れがたまることにより「濃い味が欲しくなる」ため




今回はこの辺を深く掘り下げたいとおもいます。


①、②乾燥により「味の濃いもの」「コク」を欲するため。
乾燥で、なぜ「味の濃いもの」「コク」を欲するようになるのか。
↓ ↓
「ドライマウス(口腔乾燥症)」という病気があるらしく、「口が乾燥すると味を感じにくくなる」という事実があると。
さらに「甘味、酸味、塩味、苦味、うま味」の5味を夏より冬の方が感じなくなる。
特に「旨み+コク」は夏より冬は感じにくくなる。
↓ ↓
浅煎りより深煎りのほうがエキスが濃いため、深煎りのほうが味が濃くなりますよね。

つまり!!口が乾燥すると味が感じにくくなる



濃い味のものを好むようになる



浅煎りコーヒーよりも深煎りコーヒーのほうが単純に液体が濃い



液体が濃い=味も濃いため、深煎りがおいしく感じる



「深煎りが飲みたい」


以上こういうサイクルになる傾向が強い。


③師走は忙しく疲れがたまることにより「濃い味が欲しくなる」ため

まぁまぁ師走っていうのはひとつの例としてですが、、、、

忙しい~!慌ただしい!

結果・・・疲れもストレスも溜まる!


実は、このストレス・疲れは味覚に影響するんですね。




とある実験で、被験者に負荷をかけ、その前後での味覚の変化を観察したところ、
精神的疲労や目の疲れがたまると、すべての味覚が鈍感になるらしく・・・・
特に「苦味」を感じにくくなることが分かりました。


つまり、いつもより濃い味が欲しくなり、苦味は感じにくいから

いつもより強くないと感じない、というわけです。



苦味が強くて濃い味=「深煎り」コーヒーです。



これは科学的に???どうなの??ですが、、、
忙しく、疲れやすい時こそ深煎りコーヒーが飲みたくなることが
多いわけです。


どうやら
体感的に寒いから・・・・・だけじゃなさそうですね。