コーヒー豆のエイジングって何?



コーヒー豆のエイジングって何?
ワインやウィスキーなど、完成してから日数がたつほど風味が熟成されて旨味が増える食品は多数あります。
(ワインに関してはそうとばかりは言えないけど。)
実はコーヒーも同じように、熟成させることで美味しくなる?と言われています。
(これもモノによってだよね)

この熟成させることを「コーヒー豆のエイジング」や「エイジングコーヒー」と呼ぶのですが、
寝かせるだけで本当に美味しくなるのでしょうか?


コーヒー豆を焙煎後にエイジングさせると甘味やコクが抽出しやすくなります。
(※エイジングといっても1年とかそんな長い期間じゃありません。)
焙煎直後のコーヒー豆はガスをいっぱい含んでいて、そのガスがお湯と粉との接触を妨げるため抽出しづらくなります。このガスが時間の経過とともに自然と抜けることで、コーヒー豆の中の美味しい成分がカップに抽出しやすくなります。これはホント!!深煎りのコーヒーほどガスが抜けた方が美味しい。



■【エイジング】とは時を経過させることなのですが、コーヒーの場合2つのパターンがあります。
①生豆の状態でエイジング
②焙煎後にエイジング

今回はその1つコーヒーを生豆の状態でエイジングさせるパターンをご紹介します。


生豆の状態で数年間寝かせることで、コーヒー豆がもつ自然の風味が改善され、まろやかなコクと甘味が増す、と言われています。
また長期間に渡るエイジング中も常にモニターによって監視して、豆の水分量を調整するために定期的に豆を回転させカビや腐敗を防ぐための手間が必要です。
この生豆をエイジングさせるパターンは、それなりの企業じゃないと実現できないかもですね。
まず生豆を長期間しっかり管理しながら保存しておけるスペースが必要だし、それを常に監視したり調整したりするコストもバカにならないですよね。
ゆえに、ウチのような個人店ではなかなか実現できないと思います。


エイジング=熟成させることによっての美味さ!!→もちろんありますが、、、、これも全てのコーヒー豆には当てはまらないとおもいます。モノによってはフレッシュさが長所なコーヒーも多いので、、、、


エイジングすることでのコクや深み!!

ニュークロップ(新豆)のフレッシュな風味と香りと旨味!!



どちらのコーヒーもその時々、そのタイミングでご紹介してきますね!!