アマローネ

こんばんは!つくば市並木ショッピングセンターにある
自家焙煎コーヒーとイタリアワインの専門店 フレスタプラス
あらの珈琲 焙煎人荒野 です。




今週の土曜日12/9に開催されるワイン試飲会に出展するワインたちが
登場しだしました。

↑の画像を注目! 今回は向かってド真ん中の「AMARONE」と書いてある
ワインについて、、、


◇ランベルティ アマローネ レゼルヴァ 4500円+TAX



イタリア高級ワインに位置づけられているひとつ
「AMARONE」(アマローネ)とは、、、、

ヴェネト州ヴェローナ北西部のヴァルポリチェッラ地域で造られ
使用される品種は土着ぶどうのみ「コルヴィーナ・ヴェローゼ種、ロンディネッラ種、
モリナーラ種など」。
約2か月から6か月もの間、ブドウを陰干しすることで、この間、職人が毎日ブドウの
状態をチェックするという。非常に手間のかかるワインです。
(カビの発生に注意を払うほか、均一に乾燥するよう、絶えず湿度や気温の調整を行います。)

☆陰干し=「アパッシメント」と言われる
この製法により40~45%ほど水分を取り除き、糖度が上がったブドウを
最低2年以上の樽熟成と6カ月以上の瓶内熟成を経て「アマローネ」として
リリースされます。


実は、アマローネは「偶然」から生まれたワインだったようです。100年ほど前、
蔵の中で忘れられていたレチョートワイン(甘口ワイン)の樽から、発酵した苦い
ワインが見つかり、これは、甘口ワインが発酵を続けるうちに、糖分が完全に
アルコール化したもので、ヴェネトの人々は、ここから新しいワインを
生み出した歴史があります! ん~~アマーロ!!



アパッシメント専用の部屋で陰干しされるブドウ



水分が飛ばされカラっからに干されたブドウ。


ドライフルーツのような凝縮感をもち、味わいは芳醇で甘苦く余韻の中にスパイスの
ニュアンスも感じられると言われています。

今回のアマローネはそれに酸がバランス良くプRスされ非常に良い出来だとおもいます。
(11月試飲した時の印象)


輸入元さん曰く「10日以上経過しても全然ok」だと。

楽しみですね。アマローネ!







ワイン会@ドンチッチョ

こんばんは!つくば市並木ショッピングセンターにある
自家焙煎コーヒーとイタリアワインの専門店 フレスタプラスあらの珈琲
焙煎人荒野です。


昨日は「第3回ドンナフガータのワイン講座」が
南青山「シチリアーナ ドンチッチョ」で開催されました。

ドンナフガータはもちろんですが、、、

日本においてシチリア料理の草分け的存在 
「石川シェフ」のつくるシチリア料理は素材の良さと絶妙な
味加減がお見事! 参加者のリッチー曰く

「日本に来てここまでのリゾットは初めて!」と。。。


さっそく


まずはワイン会定番の瓶内二次発酵されたドンナフガータブリュット
で乾杯。(左)

隣は「ラ・フーガ」という国際品種シャルドネ100%のドライな白

この泡と白で まずはアンティパストを頂きました。
※動画をどうぞ↑


2本目の白「ヴィーニャ・デ・ガブリ」ドンナフガータ創業者「ジャコモ」が
奥さん「ガブリエラ」の名前からとったワインです。土着のインツォリアと
シャルドネのブレンド。一部バリック(225Lの樽)で熟成した濃くで若干
果実味が強い白です。樽のバニラやスパイシーの香りもしっかりと!

ヴィーニャ・デ・ガブリ↓




とアサリだったかな?いや違う!なんだっけ?まぁ~いいや!
そして初めての経験「マグロのからすみ」の
オイルベースのパスタ。


そして!そして!


サフラン付けしたリゾット
レモンの風味がしっかりと感じながらアーモンドの食感が
なんともいえねぇ~~~ これもシチリア風 これぞ「ザ・アルデンテ」を体感!
※動画をどうぞ↑



パスタもリゾットもヤバいです!!「アルデンテ」



そしてワインは赤へ。、、、、、 写真撮り忘れ ごめんなさい

■「アンゲリ」 
こちらはメルローとカベルネソーヴィニヨンのみのセパージュ
樽熟1年。シチリアのドンナフガータから世界のドンナフガータを
目指す意思表示された洗練されたワインです。柔らかなメルローと
カベルネの強さ しかしシチリアワインの田舎っぽさがない
エレガントな仕上がり、、、、

コチラのワインには

カジキマグロのソティ、、、、

フワッふわの食感に舌鼓したところで


お肉!!本来シチリアでは黒豚を良く食べるらしいが

今日は白金豚のソティ 香草とレモンでさっぱりと、、、、
※画像ではなく動画でどうぞ!↑



ラストはシェーブル(山羊)と黒コショウが入ったペコリーノ ディ シチリア~ナ(羊)



またまた撮り忘れましたが、、、、

ドルチェには「レモンとメレンゲのタルト」とピスタチオのティラミス

それに合わせるのはやはり、、、、、



「パンテレリア ディ パッシート」
土着品種ジビッボ(「モスカート・ディ・アレッサンドリア」)でつくる
世界に誇る甘口デザートワイン「ベンリエ」!!!

これしかないでしょ!


ドルチェにはエスプレッソもいいけど

やっぱ夜は「ベンリエ」だよね~~~。


※わざわざ石川シェフも顔を出してくれて、、、、
 料理の説明を。





石川シェフと30年来のお付き合いのある「髙橋伯爵」
やっぱこの爺ちゃんは只者ではないぞ!




最高な料理とワインを堪能した後はやはりみなさん
最高なスマイルでパシっ!!





4月に見切り発車した「イタリア20州を巡る旅プロジエット」
第3弾の今回を「ドンチッチョ」で開催できた!って改めて
凄いですよね! それもつくばにある個人経営の珈琲店が、、、
イタリアワインやってるからといってここまで出来ちゃうって!


わざわざ平日の夜に青山まで駆けつけてくれるって!
ホントご参加くださった皆様には感謝しかありません。
ありがとうございました。 楽しい時間を過ごしてくれたら
嬉しいです。


そして今回も それ以上にここまでフレスタを導いてくれた
髙橋伯爵って凄いですよね!

ありがとうございます。




そして何よりも!! 自由気ままで、、ワガママ!わが道を突っ走る
焙煎人荒野をフォローして 巧くバランスを取り、時には戒めてくれる
ろみひチャンにはいつも感謝しております。



約3時間の楽しい時間をみなさんと共有できたってなかなか無い事なので
嬉しかったなぁ~~~ 


来年も宜しくお願い致します。 早速ですが
第4回目は2018年 2/3(土)19:00~ フレスタで開催予定です。
また時間があればご参加ください。


ありがとうございました。














2017最後のスペシャル企画イタリア

来る12/9(土)に開催される
2017最後のつくばスペシャルワイン試飲会で
今回のスペシャル企画として
イタリア三大銘醸ワインのひとつ「ブルネッロ ディ モンタルチーノ」が
あります。

■Brunello di Montalcino Podere Giodo
 ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ ポデーレ・ジオド

(トスカーナ/赤/サンジョヴェーゼ/フルボディ)18,000円

※コチラは参加費とは別に1,000円の有料試飲ワインとなります。



■Podere Giodo IGT
ポデーレ ・ジオド 

(トスカーナ/赤/サンジョベーゼ/ミディアムボディ)7,800円
※コチラは参加費内で試飲していただけます。









※カルロフェリーニ氏  赤いラベルはセカンドワイン 紫色が「ブルネッロ」







「キャンティクラッシコを復活させた男」
「スーパートスカーナをここまで有名にした男」
「Mr.サンジョヴェーゼ」カルロフェリーニが醸すブルネッロ!





イタリアで数々の有名ワインを手掛け最も優れているエノロゴ(醸造家)のひとりと
言われている「カルロ・フェリーニ」が唯一所有しているカンティーナ(ワイナリー)が
「ジオド」

もちろん自ら
手掛ける「ブルネッロモンタルチーノ」です。ワイナリー名のジオドは彼の
両親に由来されているとか、、
彼は一切国際品種は造らず、ひたすらサンジョヴェーゼだけ!
2002年にブルネッロ ディ モンタルチーノの南東の土地に約10haの
森林と小麦畑だった区画を農家から購入し、開墾し、ワイナリーを興しました。
ファーストヴィンテージは2009年。現在は15種のクローンの
サンジョヴェーゼを栽培。醸すワインはこの「ブルネッロ」と「ブルネッロ」の
セカンドワインIGT(地酒的な等級)のみ2種類です。






「ブルネッロ ディ モンタルチーノ」の階級を落とした企画は
「ロッソ ディ モンタルチーノ」ですが、、、あくまでもIGT企画なのは なぜ?


兄貴の「ブルネッロ」弟分のセカンドワインの違いは
畑も基本同じようですし醸造は基本ブルネッロと変わりがないようですが、
収穫時点でまず良いブドウはブルネッロになるようですし、
ロッソ・ディ・モンタルチーノ的に熟成期間は短いようです。


カルロフェリーニが造るサンジョベならきっと
思いっきりド派手な「バリック」(225Lの小樽)熟成かと思いきや、、、、、、いやしかし!
意外にも500L樽での熟成。現在は700Lの大樽も
使用し、よりエレガントはスタイルに向いてる感じらしい。
初ヴィンテージでいきなり「ジェームス・サックリング」という
イタリアワイン評価誌で100点満点を獲得してしまい
一気に「Mrサンジョヴェーゼ」がブルネッロのトップ生産者に
躍り出ちゃったらしいです。 しかし生産量もかなり少ないので
市場でなかなか探すのも困難なことは事実です。


んん~ 早く「Mrサンジョヴェーゼ」がつくるサンジョヴェーゼ
飲んでみたいですよね。 カルロフェリーニっぽい樽の効かせとやらを
オイニーしてみたいのです。そして樹齢の若いブドウを
剪定と低収量コントールで上手くバランスをとる
一流の醸造家のみがなせる業というものを体感してみたいですね。
当日はセカンドワインIGT(ロッソ ディ モンタルチーノとは呼ばない)も
出展します。 こちらもお楽しみ



2017最後のスペシャル!

来る12/09(土)frestaplus@あらの珈琲で開催される
「第9回スペシャルワイン試飲会」

今回のスペシャル企画は
イタリアの銘醸ワインのひとつ「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」はじめ
ブルゴーニュ ヴォーヌロマネ プルミエクリュ(一級畑)はじめ
ジュヴェレシャンベルタンだ!シャンポールミュジニィだ!シャンパーニュだ!
と何時になく興奮するワインだらけですが、、、、

その中で、、、
ブルゴーニュ・ワインの基礎となる「クロ ド ヴージョ」村があります。


まずはこちらから、、、


■ GROS F&S CLOS DE VOUGEOT MUSIGNI GC 
グロF&S クロ ド ヴージョ・ミュジニ
  グランクリュ(特級畑) 23,000円
(ブルゴーニュ/赤/ピノノワール・フルボディ)


※コチラのワインも参加費以外に別途1000円の有料試飲ワインです。


ブルゴーニュ・ワインの基礎を築いたシトー修道院の本拠地!
「クロ・ド・ヴージョ」村。
ブルゴーニュワインと修道院は切っても切り離すことの出来ない
歴史があります。


僕が高橋伯爵主催の「ワイン会」へ参加した時が
ちょうどこの「クロ ド ヴージョ」の5Lが出てきたんですよね~
なんか運命かんじちゃうなぁ


そして「クロ・ド・ヴージョ」とは、、、、、

ヴージョ村の歴史は1098年シトー派の修道院の設立によって始まります。
以降修道士たちはヴージョ村に次々に葡萄畑を獲得・開拓していきます。
ブルゴーニュの畑名で多い「クロ」とは「石垣で囲われた畑」の意味なんです。
13世紀から14世紀にかけてのシトー派の勢力や権力の伸長に伴い、
造るワインが評判になると同時に政治の道具にもなったことから規模は
飛躍的に拡大され、1789年のフランス革命により、畑を没収され、
競売にかけられるまで続きます。


ブルゴーニュ・ワインのシンボル「シャトー・ドュ・クロ・ド・ヴージョ」(クロ・ド・ヴージョ城)は、




フランス革命まではワイナリーとして周辺一帯の葡萄を醸造していたのです。現存するクロ・
ド・ヴージョ城は1551年に第48代シトー会修道院長より再建されたもので、
現在は博物館と利き酒騎士団の本拠になっています。



AOCとしてのヴージョの特徴はなんと言っても、村唯一の特級畑
(クロ・ド・ヴージョ グランクリュ)が村の葡萄畑のほとんどを占めることです。
村の葡萄畑の全作付面積は65.86haですが、
その内クロ・ド・ヴージョが50.96ha(77%)を占めています。
こんなところまずないでしょ!



大変不幸なことに、この50.96haの広い面積に
78名もの所有者が存在することが、由緒ある歴史を持つ
特級クロ・ド・ヴージョの評価を過小かつ不遇なものにしています。



特級畑クロ・ド・ヴージョは、その面積の広さからブルゴーニュ最大のグラン・クリュですが、
畑の上部はシャンボール・ミュジニーの珠玉の特級畑「ミュジニー」やフラジェ・エシェゾー村の
特級畑「グラン・エシェゾー」に隣接しているのに対し、畑の下部は国道74号線にまで
達しており、隣り村の村名格畑と同じ標高・立地条件にあります。
従って、クロ・ド・ヴージョのワインは均一ではなく、しかも転売や相続などによる畑の細分化
で生産者も多数であることから、まさに「玉石混交の特級ワイン」と言われる由縁です。






ロマネ・コンティを筆頭とする幾つかのモノポール(単独占有畑)を除き、通常
一つの畑に複数の生産者が存在するブルゴーニュでは畑と生産者の組合せが
重要ですが、ここクロ・ド・ヴージョにおいては、特に畑の区画位置と生産者が
品質の決定要因となります。ある意味、クロ・ド・ヴージョは最もブルゴーニュらしい
ワインと言えるのかも?(笑)



クロ・ド・ヴージョは上部の『水はけ良好な石灰質の土壌』が「教皇の畑」
中央の 『砂利の多い一帯』は「王の畑」、下部の『粘土質の一帯』が
「修道士の畑」として扱われていました。特級に相応しいワインは上部の畑から
造られますが、下部の畑も同じ特級クロ・ド・ヴージョを名乗れる上に、
生産者の技量も加わるので、期待外れのワインも多いことから消費者に
とっては非常に選択が難しく、これが約1000年もの由緒ある歴史を有する偉大な
「クロ・ド・ヴージョ村」に対する正当な評価を妨げている原因と言われている
要因なんですね~。



クロ・ド・ヴージョの畑は小区画の位置により品質が異なるとされており
多くの生産者はこの小区画名をエチケットにつけることなく、
単に「クロ・ド・ヴージョ」として造っているのがほとんどで、これらの小区画名は
捨てられたと同然の状態です。


この中で例外と言える小区画は、ドメーヌ・アンヌ・グロとミッシェル・グロが所有
する「グラン・モーペルチュイ」とグロ・フレール・エ・スール(グロF&S)の「ミュジニ」の二つだけです。
そのひとつである「ミュジニ」の区画はシャンボール村の珠玉の特級畑「ミュジニー」に隣接する優良な小区画
です。

優良生産者がこの小区画名「ミュジニ」をワインのエチケットにつけることで、
他の多くのクロ・ド・ヴージョとの差別化を図っています。
ざっと「クロ・ド・ヴージョ」の歴史を辿ってまいりましたが、、、、



今回の目玉企画のひとつがこの
「クロ・ド・ヴージョ」グランクリュであり
上記の「ミュジニ」という最高級の小区画に畑を所有する
※(「ジャンポールミュジィニー」の下)


※今回のグランクリュはヴージョ村上部に位置する最高級の小区画で栽培されています。



名門グロ三兄弟の次男「ベルナール」が引き継いだ
「グロフレール・エ・スール」(グロF&S)の「クロ・ド・ヴージョ ミュジニ」2013です!!
「ぴんきり」の差が激しい「クロ ド ヴージョ」において最高と言われるレベルの区画で
造られているピノノワールです。



ベルナールの造るワインは兄ミッシェルのエレガントさ重視とは対照的に、
とても活き活きとして力強く、パワーを感じるワインが特長です。



ぜひぜひお楽しみに!




ボジョレー



今期もボジョレヌーヴォのご予約を承りまわっております。

★酸化防止剤無添加 ボジョレヌーヴォー赤 税込3132

★マコンヴィラージュ ヌーヴォ 白 税込3240

どちらもまだ数本ならご予約可能です。

ぜひどうぞ!

ヴェローナVOL3

「東京ワインコンプレックス2017」での模様、、、、



シモンは生粋のヴェローナっ子らしく、ヴァルポリチェッラのワイン
について詳しく教えてくれました。

ブルゴーニュ樽で熟成した「ヴァルポリチェッラクラシッコ・スペリオーレ」も
確かに美味しかったですが、、、、


価格とのバランスを考えると、、、、↑は約4000円 ↓は約3000円

断然↓ ↓ ↓

ステンレスタンクの「クラッシコ・ポジェット」でしょ!



飲んだ感じがね。チェリーとかストロベリーとかのフレッシュな
香りと伸びやかな果実味がダイレクトに感じ とってもエレガントな
余韻を感じます。瑞々しさもあり軽やかに飲めますが、
しっとりとしたミディアム。余韻も決して短くありません。

舌に感じる香りにスミレのフレーヴァーがしっかりとしていますね。
ヴァルポリチェッラの領域を逸脱することない「らしさ」を持ちますが、
その質はいいんじゃない!‥というか雑味が少ないんだなぁ‥ 
果実香をとても感じるフルーティーさ。渋みも上手く溶け込んでる
繊細さ! 終始柔らか~い 

ワインに合わせる食事でなく あくまでも食事と楽しい会話
に合わせるワインです。 こういう所が垣間見れるから
イタリアワインって好きなんです。

オーナさんのブルゴーニュスタイルを目指すっていうのも
わかるなぁ~


ヴァルポリチェッラDOCって 2000円~5000円 価格の差や
品質の差がピンキリ。 ヤバイね~っていうのも実は結構あります。
こちらはもちろんピンの方でしょ!


ホントはこのポジェットを飲む前は おっ!いいやん!っていう
南イタリアのワインがあったのですが、、、、


このヴァルポリチェッラを味わってたら完璧に記憶が飛んじゃいましたね。


ウケを考えると断然南イタリアなんですがね、、、


そういうのじゃないよね、、、、 心底紹介したいと思えるか?でしょ。




ヴェネトを代表するワイン「ヴァルポリチェッラ」
凄くスペシャルじゃないとこもイタリアぽいかな、、、、




あとから聞いたはなし、、、、


ウゴリーニのオーナーさん
一番スタンダードクラスであるこの「クラッシコ・ポジェット」が
ウゴリーニというワイナリーの目指す方向性らしいです。



ますます「ブルゴーニュスタイルのヴァルポリチェッラ」って
いうのが理解できるわ!














ヴェローナVol2

こんばんは!つくば市並木ショッピングセンターにあるコーヒーとイタリア
ワインの専門店 フレスタプラス@あらの珈琲 焙煎人荒野です。

前回の続き、、、


今回ぜひご紹介したいワインは
イタリア・ヴェネト州西部 ヴェローナワイン。
その北側にある赤ワインの産地「ヴァルポリチェッラ」DOCのワインです。


「DOCヴァルポリチェッラ」は主に
コルヴィーナ、ロンディナーラ、モリナーラという土着葡萄のブレンドで造られています。
代表的なワインとして、これらを収穫後3か月ほど陰干しで乾燥させ
オーク樽で4年間ゆっくりと発酵させてつくれる「アマローネ」が
イタリア高級ワインのひとつとしてあります。

※陰干しで乾燥させたアマローネ用ぶどう


その他
アマローネ(Amarone)を醸造した樽(ブドウの搾りかすを利)半干しブドウを
再利用して香り付け した、リパッソ(Ripasso)と言う手法で醸造される
ワインもあり、



その下のクラスでは 陰干し乾燥(アパッシメント)↑のリパッソ等の手法を
用いない「ヴァルポリチェッラ クラッシコ・スペリオール」(オーク樽で熟成)や

果実味をストレートに楽しむステンレスタンク発酵の「ヴァルポリチェッラ
・クラッシコ」が主なワインです。



先月の「東京ワインコンプレックス2017」で見つけたあのワインは
ウゴリーニというワイナリー。


高級ワイン「アマローネ」から「ヴァルポリチェッラ・リパッソ」
ブルゴーニュ樽で20か月熟成された「スペリオーレ」と
ラインナップされていますが、、、


このワイナリーっぽさ 目指すスタイルの方向性がストレート
に感じれるのは、、、、、


一番下のクラスである「ヴァルポリチェッラ」クラッシコ
なんですよね。



◇ウゴリーニ ヴァルポリチェッラ・クラッシコ


元石油商のオーナーが1990年代からブドウ畑を購入し、
ワインビジネスをスタート。

オーナーの目指すスタイルは「ブルゴーニュスタイル」の
ヴァルポリチェッラワイン!

ブルゴーニュスタイルのヴェローナワインなんです。


またまた次回へ続く、、、、



ヴェローナ!

こんにちは!つくば市並木ショッピングセンターにある
コーヒーとイタリアワインの専門店 フレスタプラス@あらの珈琲
焙煎人荒野です。


先月のワインコンプレックス東京で、価格、品質を考え
これでしょ!っていうワインを見つけてきました。


今回イタリアのヴェローナワインをぜひご紹介してみたいと。。。。


ヴェローナ一帯はワイン産地として有名ですが、、、、

ってあなたは「ヴェローナワイン」と聞いてどうですか?

ピンときますか? 


北イタリア・ヴェネト州西部に位置する




ヴェローナといえば、、、街の象徴的な建物
円形競技場跡やシャイクスピアの舞台「ロミオとジュリエット」
とかでしょうかね。


そしてワインに欠かすことのできない
食文化というと、、、、











画面左側:「赤ワインのリゾット」
イタリアといえばパスタが代表的ですが、、、
ヴェローナはお米を食する文化があります。
高級赤ワインアマローネでつくるリゾットはあまりにも有名。


右側:もちろんパスタも!
   手打ち風、太めのスパゲッティ(ビゴリ)のBigoli al musso(ビゴリ アル ムッソ)
   が有名です。


そして、そして


イタリアの代表的なクリスマスケーキPandoro(パンドーロ)!!
ヴェローナの伝統的なクリスマスケーキです。




イタリアではクリスマスケーキとして、 ミラノのPanettone(
パネットーネ)と人気を二分しています。


左側が「パネットーネ」右側が「パンドーロ」

レーズン、プラム、レモンetcの具材と一緒に
練り込むのが「パネットーネ」に対し
「パンドーロ」はバター+バニラ。

その他まだまだ美味しい食べ物がたくさんありそうです。



さてさて準備運動はこんな感じで!


本題のワインへと!


ヴェローナ一帯はワインの産地として有名です。
ヴェローナの町を取り囲むように3つのワイン産地があります。
赤ワインの産地として知られる Valpolicella(ヴァルポリチェッラ), Bardolino (バルドリーノ)と、有名なイタリアの白ワインの1つである Soave (ソアヴェ)、Custoza(クストーザ)、Lugana(ルガーナ)の5地域です。
市内から車で15分も走ると、見渡す限りのぶどう畑が連なっています。
そして、街道のそこにカンティーナがあります。


カンティーナとはイタリア語でワイン醸造所です。
歴史を誇る古い木樽のあるカンティーナから、ステンレス製で円筒形のタンクが
並ぶ現代的な工場まで、カンティーナでは自由に見学やワインの試飲ができます。



l今回焙煎人荒野が探してきたワインは
赤ワイン産地のひとつ「ヴァルポリチェッラ」にある
ウゴリーニというカンティーナのワインです。





次回へ続く、、、
























本物は余韻が違うのか?

こんにちは。つくば市並木ショッピングセンターにあるコーヒー屋
フレスタプラス@あらの珈琲 焙煎人荒野です。


僕のワインセレクトのレベルを常にダメ出しすることで鍛えてくれている
ある御方から↓届きました。




◇コンテ ド モンターニュ 24ヶ月熟成


コンテは僕も好きなチーズで、過去色々と食べた経験があります。

しかし今回のコンテ 旨味の凝縮度が桁外れに違います。

ひと口食べて あっ!全然違う!ってわかるくらい。


これが人の満足感という感覚を生むんですね。



こういう経験をする度 己の焙煎技術をもっと もっと上げねば!


ワインのセレクト力をもっと上げねば!と つくづく考えさせてくれます。



ていうかめっちゃ旨い!(笑)



パンとチーズとワインがあれば良いや~って


よく言う方おりますが ホントです。


あと美味しいコーヒーも〆に必須です。

ワインコンプレックス2017秋

こんばんは。つくば市並木ショッピングセンターにあるコーヒー屋
フレスタプラス@あらの珈琲 焙煎人荒野です。


一昨日10/18はワインのイベント「ワインコンプレックス@東京」へ












白金台にある「八芳園」での開催でした。


今後皆さんにご案内できそうなワインを探して来ました。













向かって左側←から
「ヴェルディッキオ・リゼルヴァ」(辛口・白)

イタリア中部マルケ州の白です。このヴェルディッキオを栽培している地域は
大きくわけてアドリア海に面した海側の「カステル・ディ・イエージ」。と
山側の「マテリカ」があります。

今回のヴェルディッキオは山側の「ヴェルディッキオ ディ マテリカ」

海側のヴェルディッキオは潮味というかドライで後味がスッキリ
それはそれでOK。 山側のマテリカはドライさとミネラル感です。
硬い感じの印象。で厚みもある。

今回は樽で熟成された香りと複雑さもプラス。2500円アンダーと価格と
品質のバランスもOK! じっくり味わえるヴェルディッキオです。


(真ん中)
サンジョベーゼ100%でつくる「サンジョベーゼ ロッソ トスカーナ」

このワインは既に今年春~からタマに入荷しているサンジョベーゼのみで
造られたワインです。 約半年ぶりに飲んでみると、、、、、
良い感じに「枯れてきました。」僕もこのワインのように枯れて行きたいわ~~。
2000円クラスのサンジョベーゼにありがちな嫌味な角々しい渋さも溶けちゃっており
サンジョベーゼの酸と果実味をじっくり、ゆっくりと味わっていただける状態です。



そして右側
バローロ ブリッコ ルチャーニ2008

大樽で3年熟成のクラシックなスタイルです。タンニンも果実味も熟れて とても滑らかです。
スミレの香りやスパイスさもあり エレガントな余韻が限りなく続きます。
柔らか~な良質バローロです。





そして!そして!今回価格とですね、味わいを考えて 最も印象的だったのは
コチラです↓














イタリア・ヴェネト州で造られる「ヴェルポリチェッラ」


ん~ 「アマローネ」なら一度は耳にしたことあるでしょ!

陰干し葡萄で長い期間熟成されたイタリアを代表する銘醸ワインです。


それの子供というか 弟分的なワインです。



「ウゴリーニ」という現地でも超~小さなワイナリーで、、元々石油業で成功を
おさめたオーナーが経営するワイナリーです。


ここのバルポリチェッラやアマローネは「ヴェローナのブルゴーニュ」と比喩
されるようなまさにピノノワールをイメージした味わいです。
エロスです!


このワインについては後日、詳しくお話させていただきます。
ん~ ん~ 荒野が選ぶワインって 難しいというか ちと変わってんの?
って良く言われます(笑)








でも
この輸入元のワインは好きなんですよね。。。

ではまた。、、、、