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コーヒー豆価格上昇の背景とは?今の相場をわかりやすく解説

  • 珈琲豆
  • 2026年01月15日

なぜ今、コーヒー豆は値上がりしているの?

〜Q&Aでわかる、最近のコーヒー相場事情〜

最近?ここ半年~~

「コーヒー豆が高くなったよね~」
「また値上がりですか?」
「でも何でも値上がりしてるからコーヒーも一緒だよね~」
等々
そんな声をお店でもよく聞くようになりました。

実はこの値上がり、
一時的なものではなく、
世界のコーヒー産地で起きている複数の要因が重なった結果でもあります。


今回は、今のコーヒー豆相場について、
よくある疑問をQ&A形式で分かりやすくまとめてみました。

Q1. そもそも、なぜコーヒー豆は値上がりしているの?

A. 世界的に「供給不安」が重なっているためです。

コーヒーの価格は、
天候・生産量・在庫・国際情勢などの影響を強く受けます。

現在は、
主要生産国であるブラジルとインドネシア
それぞれ大きな問題が起きており、
「今後、十分な量が確保できるのか?」という不安が
相場を押し上げています。

 

Q2. ブラジルでは何が起きているの?

A. 雨不足が続き、収穫への影響が心配されています。

アラビカコーヒー最大の生産国・ブラジルでは、
主要産地ミナスジェライス州の降雨量が
平年を下回る状況が続いています。

コーヒーは天候の影響を非常に受けやすい作物です。
この雨不足が、
今後の収量や品質に影響を及ぼす可能性があり、
市場では引き続き警戒されています。


Q3. 相場はこれからも上がり続けるの?

A. 実は、少し落ち着く兆しも見え始めています。

アメリカがブラジル産コーヒーへの関税を撤廃したことで、NYアラビカコーヒー相場は、急激な上昇からゆるやかに落ち着く方向へ動き始めました。

ただし、
天候などの不確定要素はまだ多く、今後の動きについては慎重に見守る必要があります。


Q4. 在庫は足りていないの?

A. 回復し始めていますが、まだ十分とは言えません。

NYアラビカの認証在庫量は、少しずつ回復傾向にあります。
しかし現時点では、昨年の約半分程度の水準にとどまっています。

在庫が十分に積み上がらない限り、相場が大きく下がるにはもう少し時間がかかりそうです。



Q5. インドネシアのコーヒーが高いのはなぜ?

A. サイクロン被害による物流・品質リスクが大きいためです。

昨年11月、インドネシア・スマトラ島を中心に
非常に珍しいサイクロンが発生しました。(まさにマンデリンの産地!)

洪水や土砂崩れにより、生産地や道路、物流網に大きな被害が出ています。
収穫した豆の乾燥や輸送が難しくなり、品質リスクが高まっていることから、
価格にもすでに影響が出始めています。



Q6. スタンダード品とプレミアム品で違いはある?

A. プレミアム品は、引き続き高値が続いています。

在庫が回復し、相場が落ち着いてくれば、スタンダードなグレードの豆は
徐々に価格が下がる可能性もあります。

一方で、私達が販売する生産量が限られているプレミアムコーヒーは、
希少性が高く、引き続き高値で推移する見通しです。


Q7. 国内の店頭価格も影響を受けているの?

A. すでに値上げが始まっています。

国内では、大手メーカーが一部家庭用コーヒー製品の値上げを発表しており、
今年度(2026)も実質的な店頭価格は10〜30%程度上昇すると見られています。

 

これからについて

コーヒーは、世界の天候や社会情勢と深く結びついた農作物です。
相場は短期的に上下を繰り返しながら、しばらく不安定な状況が続くと考えられます。


そんな中でも、
できる限り品質と価格のバランスを見極めながら、
「今、美味しい一杯」をこれからもお届けしていきたいと思っています。
そして焙煎家として原料の質は落とさず乗り切りたいですね。