サグランティーノの功労者!! イタリア・ウンブリア州『アルナルド・カプライ』
- 試飲販売会
- 2023年08月20日
フレスタのワインと言ったら・・・・・
フレスタのワインと言えば・・・・
この人!そしてこの人も! そんなフレスタの歴史を
象徴するワインが登場します!
サグランティーノの功労者!!
イタリア・ウンブリア州『アルナルド・カプライ』

現当主:マルコ・カプライ

〇サグランティーノ・ディ・モンテファルコ 25anni 2013 アルナルド・カプライ
《イタリア/ウンブリア/赤/サグランティーノ/フルボディ》12,500円(13,750)限定6本
このワインは昨年12月のワイン試飲販売会でも登場してます。当時は2014ヴィンテージ。その2014ヴィンテージが終売→通常販売してるのは現行の2018ヴィンテージですが!、、、
そこはさすが!飯田ワイン。バックヴィンテージ2013が少量だけあるんです!しかしも昨年の2014に比べても2013は旨いっ!!※7月の某ワイン会で飲んだ印象・・・タンニン、酸、果実感、熟成感と・・・全てにおいてバランスが優れてましたね。
既に何年も・・・・何回も・・・・荒野のブログに登場しているワイナリー「アルナルド・カプライ」。1971年、繊維の仕事で成功し5haの葡萄畑を購入したことから”サクセスストーリ”がスタートします。もちろん、そこにはサグランティーノが植樹されており、アルナルド・カプライは畑を買い増しして行きます。1987年には息子で現オーナーとなるマルコ・カプライがアジェンダで働き始め、1989年にはマネージメントを任されます。マルコ・カプライの代になり、1990年‥ミラノ大学との共同研究で、より良いサグランティーノのクローンを開発するなど高品質化が一気に進みます。最上のエレガンスを求めたクローンの研究は足掛け7年続き、その間に60種類を越えるサグランティーノのクローンを選びだし、現在ではその内の5種類~6種類のクローンのサグランティーノをブレンドしています。そして25周年となる1993年に、そのリゼルヴァとして、今回登場するモンテファルコ・サグランティーノ・25anniが生まれます。(正式にはリリース年が1996年。創業25周年の1996年に1993年のそれが初リリースされました。)
サグランティーノという品種は、ご存知のとおりタンニン量は多く、アルコール度数は高い。その当時の栽培‥醸造ですと、なかなかスティルの赤ワインとしては厳しく、逆に陰干しさせたパッシート(甘口ワイン)に用いる方がポピュラーだったわけです。そんなサグランティーノを素晴らしいスティルの赤ワインに仕立てることに尽力し、成功を納めたのが、アルナルドであり、それを継いだマルコ・カプライなわけです。
モンテファルコ・サグランティーノがDOCに認定されたのが1979年。1992年にDOCGに昇格‥翌年の1993年に25周年として25anniが誕生します。ウンブリア州のモンテファルコ地区という‥小さな‥小さなエリアでしか栽培されていない稀な土着品種で、近年では生産者も増えはしましたが、それまでは、サンジョヴェーゼと混在されて栽培されており、サンジョベーゼだと思われていた‥という品種です。(キャラは全然違いますけどね・・・)
1979年に、このアルナルド・カプライを始め、ようやく辛口(ドライ)なスティルワインとしてのサグランティーノ・ディ・モンテファルコが産声をあげます。(DOCGに昇格したのは1992年)その屈強で豊富なタンニン、高いアルコール度数は、専門家曰く「ヴェネトのアマローネに比肩するワイン」と評しています。そんな、サグランティーノ・ディ・モンテファルコを第一人者は、やはりこのアルナルド・カプライなんです。創業25周年を記念して1993年ビンテージがリリースされた今回登場する『25anni』ですが、この志を忘れずにっ!なのか??それ以降のヴィンテージも「25アンニ」でリリースされています。
あぁ!!!!
カシス、ブラックチェリー。香りにもタンニンを感じます。
樽由来の木質やヴァニラ香はおとなしくなって控えめ。
言っても2013年産です、、纏まってますよ。
旨いっす!!果実の甘味も深い…でも、過ぎない。完全にまとまってるし、完全なバランス‥完成度の高さ、緻密なんですよね。もちろん酸もしっかりありの・・・サグランティーノほどタンニンが美味しいと感じる品種もなかなかないよなぁ・・・
世界市場では知名度がないから過小評価されているんですけどね・・・ぶっちゃけブランディングさえ成功すれば
「サッシカイア」とか「オーパスワイン」にも負けないポテンシャルをもつワインだと思うのは荒野だけ??笑。

※「サグランティーノ(Sagrantino)」は、主にイタリアウンブリア州モンテファルコで栽培される赤ワイン用のぶどう品種です。そして以下の特徴を持つことで知られています。
〇濃厚な色と濃い果実味:
〇強いタンニン
〇長期熟成の可能性
若い段階ではタンニンの強いワインとして知られていますが、適切な熟成期間を経ることで複雑な風味と統合されたタンニンを持つワインに変化します。長期熟成によって、ワインはバランスの取れた味わいと豊かな香りをもつ深い味わいのワインになるポテンシャルをもつワインになってきます。
フレスタのワインと言えば・・・・
この人!そしてこの人も! そんなフレスタの歴史を
象徴するワインが登場します!
サグランティーノの功労者!!
イタリア・ウンブリア州『アルナルド・カプライ』

現当主:マルコ・カプライ

〇サグランティーノ・ディ・モンテファルコ 25anni 2013 アルナルド・カプライ
《イタリア/ウンブリア/赤/サグランティーノ/フルボディ》12,500円(13,750)限定6本
このワインは昨年12月のワイン試飲販売会でも登場してます。当時は2014ヴィンテージ。その2014ヴィンテージが終売→通常販売してるのは現行の2018ヴィンテージですが!、、、
そこはさすが!飯田ワイン。バックヴィンテージ2013が少量だけあるんです!しかしも昨年の2014に比べても2013は旨いっ!!※7月の某ワイン会で飲んだ印象・・・タンニン、酸、果実感、熟成感と・・・全てにおいてバランスが優れてましたね。
既に何年も・・・・何回も・・・・荒野のブログに登場しているワイナリー「アルナルド・カプライ」。1971年、繊維の仕事で成功し5haの葡萄畑を購入したことから”サクセスストーリ”がスタートします。もちろん、そこにはサグランティーノが植樹されており、アルナルド・カプライは畑を買い増しして行きます。1987年には息子で現オーナーとなるマルコ・カプライがアジェンダで働き始め、1989年にはマネージメントを任されます。マルコ・カプライの代になり、1990年‥ミラノ大学との共同研究で、より良いサグランティーノのクローンを開発するなど高品質化が一気に進みます。最上のエレガンスを求めたクローンの研究は足掛け7年続き、その間に60種類を越えるサグランティーノのクローンを選びだし、現在ではその内の5種類~6種類のクローンのサグランティーノをブレンドしています。そして25周年となる1993年に、そのリゼルヴァとして、今回登場するモンテファルコ・サグランティーノ・25anniが生まれます。(正式にはリリース年が1996年。創業25周年の1996年に1993年のそれが初リリースされました。)
サグランティーノという品種は、ご存知のとおりタンニン量は多く、アルコール度数は高い。その当時の栽培‥醸造ですと、なかなかスティルの赤ワインとしては厳しく、逆に陰干しさせたパッシート(甘口ワイン)に用いる方がポピュラーだったわけです。そんなサグランティーノを素晴らしいスティルの赤ワインに仕立てることに尽力し、成功を納めたのが、アルナルドであり、それを継いだマルコ・カプライなわけです。
モンテファルコ・サグランティーノがDOCに認定されたのが1979年。1992年にDOCGに昇格‥翌年の1993年に25周年として25anniが誕生します。ウンブリア州のモンテファルコ地区という‥小さな‥小さなエリアでしか栽培されていない稀な土着品種で、近年では生産者も増えはしましたが、それまでは、サンジョヴェーゼと混在されて栽培されており、サンジョベーゼだと思われていた‥という品種です。(キャラは全然違いますけどね・・・)
1979年に、このアルナルド・カプライを始め、ようやく辛口(ドライ)なスティルワインとしてのサグランティーノ・ディ・モンテファルコが産声をあげます。(DOCGに昇格したのは1992年)その屈強で豊富なタンニン、高いアルコール度数は、専門家曰く「ヴェネトのアマローネに比肩するワイン」と評しています。そんな、サグランティーノ・ディ・モンテファルコを第一人者は、やはりこのアルナルド・カプライなんです。創業25周年を記念して1993年ビンテージがリリースされた今回登場する『25anni』ですが、この志を忘れずにっ!なのか??それ以降のヴィンテージも「25アンニ」でリリースされています。
あぁ!!!!
カシス、ブラックチェリー。香りにもタンニンを感じます。
樽由来の木質やヴァニラ香はおとなしくなって控えめ。
言っても2013年産です、、纏まってますよ。
旨いっす!!果実の甘味も深い…でも、過ぎない。完全にまとまってるし、完全なバランス‥完成度の高さ、緻密なんですよね。もちろん酸もしっかりありの・・・サグランティーノほどタンニンが美味しいと感じる品種もなかなかないよなぁ・・・
世界市場では知名度がないから過小評価されているんですけどね・・・ぶっちゃけブランディングさえ成功すれば
「サッシカイア」とか「オーパスワイン」にも負けないポテンシャルをもつワインだと思うのは荒野だけ??笑。

※「サグランティーノ(Sagrantino)」は、主にイタリアウンブリア州モンテファルコで栽培される赤ワイン用のぶどう品種です。そして以下の特徴を持つことで知られています。
〇濃厚な色と濃い果実味:
〇強いタンニン
〇長期熟成の可能性
若い段階ではタンニンの強いワインとして知られていますが、適切な熟成期間を経ることで複雑な風味と統合されたタンニンを持つワインに変化します。長期熟成によって、ワインはバランスの取れた味わいと豊かな香りをもつ深い味わいのワインになるポテンシャルをもつワインになってきます。