ボジョレーより解禁が早い!【徹底比較】イタリア新酒ノヴェッロが「自由」で面白い理由
- 新酒
- 2025年10月14日
【徹底比較!】イタリア新酒ノヴェッロが「自由」で面白い理由!
1月はワイン新酒の季節ですね。ヨーロッパの新酒といえば、日本ではフランス産の「ボジョレー・ヌーヴォー」が余りにも有名です。しかし! イタリアでも同じ時期に新酒が造られており、なんとボジョレーより一足早い10月30日に解禁になります。
イタリアの新酒は「ノヴェッロ(Novello)」といいます。
「ノヴェッロってボジョレーと何が違うの?」そう思われた方も多いでしょう。その違いこそが、私たちが限定36本でご予約を承るノヴェッロの最大の魅力に繋がっています! フランスとイタリア、新酒の「自由すぎる」違いを徹底比較しましょう。
○フランス・ボジョレーヌーヴォー
解禁日:11月第3木曜日
生産エリア:ボジョレー地区限定
使用ブドウ:ガメイ種
製造方法:収穫したブドウのみを使用し、マセラシオン・カルボニック製法
○イタリア・ノヴェッロ
解禁日:10月30日(ボジョレーより早い)
生産エリア:どの地域でもOK!
使用ブドウ:品種の制約なし!(サンジョベーゼ、ネッビオーロなどブレンドもOK)
製造方法:40%以上マセラシオン・カルボニック製法を使用すればOK(製法も自由)
※マセラシオン・カルボニック製法とはブドウを潰さない状態で丸ごと発酵槽に入れ、どんどん詰め込んでいき、潰れたぶどうが自然に発酵されると、タンクの中に炭酸ガスが充満します。数日間炭酸ガスの中に漬け込んでおく醸造法
確かにこの**「自由さ」ゆえに、イタリアでは味わいの多様性**が非常に豊かです。当初は品質にバラつきがあった時代もありましたが、近年は生産者の技術革新により質の高いノヴェッロが増え、各地で美味しい新酒が飲めるようになっています。
この自由さが生み出す最大の魅力は、**「味わいの多様性」**です。
基本はフレッシュでフルーティですが、中には**「これ本当に新酒?」と思うほどコクや果実味**がしっかりしたものが存在します。そのため、ノヴェッロは半年以上経っても美味しく楽しめるものが多いという特徴があるのです。
だからこそ、ノヴェッロは**「信頼できる生産者」**選びが重要!
当店フレスタは今年も**「日本で一番飲まれているノヴェッロ」を厳選し、通常の赤ワインに近いコクも楽しめる一本を限定36本**で予約販売いたします。
そんな自由度が高いイタリアノヴェッロですが一応法律がありまして、、、
①醸造期間:10日以上
②アルコール度数:11度以上
③ワインの40%以上はマセラシオン・カルボニック製法で造る
等々です。

◆ノヴェッロに合う最高の秋の味覚は?
ノヴェッロに合うベストマッチな食べ物、ご存じですか? 人気ナンバーワンは、なんといっても栗です!
イタリア語でいう**Castagne(カスターニャ)**です。現地では強めにローストした『焼き栗』が定番。ホクホクとして甘くまったりした焼き栗に、フレッシュで丸みのあるノヴェッロが驚くほど合うんです。口にまとわりつく栗の甘みを、ノヴェッロが洗い流してくれるような感覚で、ワインが進んじゃう! 秋の旬のもの同士、やはり相性は抜群ですね。
そのほかにも、ノヴェッロは軽めの味わいの料理と相性が良く、鶏肉、サラミなどの生ハム、そしてもちろん焼き鳥などもぴったりです。
荒野が今年厳選したノヴェッロは、この**「自由な製法」と「信頼できる生産者」**のメリットを最大限に活かした一本です。
【限定36本】で予約を承りますので、ボジョレーより一足早いイタリアの秋の味覚をぜひお楽しみください。