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ヴォーヌロマネの名門グロの家系図をご紹介します。

  • ワインの知識
  • 2025年11月22日
ヴォーヌロマネの名門グロ家の家系図をご覧ください。



 グロ家の歴史は1804年生まれのアルフォンス・グロが1830年にドメーヌを設立したことに始まり、その息子ルイ・グロが19世紀半ばにはドメーヌ元詰めワインを販売し、家業を発展させます。

ここから全てを語るとめっちゃややこしく・・・・意味不明になってしまう恐れが大きいので大枠で話していきます。

代々歴史あるドメーヌですが、、、グロ一族の名声を今日のように高めたのはジャン・グロでした。(ドメーヌ ジャン・グロ)
※フレスタお馴染みのミッシェルグロやベルナール・グロ(グロF&S)のお父さんです。

彼(じゃん・グロ)はとても独創的・革新的な人物で、畑の拡張や機械化の促進など、様々な革新を試み、醸造方法の開発に貢献した人でしたが、1995年に引退し、ミシェル、ベルナール、アンヌ・フランソワーズの3人の子供に畑を分配しました。(※アンヌ・フランソワーズはミッシェルグロの妹です。)

長男ミシェルが、父ジャン・グロから相続した畑を基に設立されたドメーヌが 『ドメーヌ・ミシェル・グロ』で、ブルゴーニュの名門グロ一族の本家を継ぐ嫡流ドメーヌです。また、長女アンヌ・フランソワーズ・グロが引き継いで設立したのが『AF・グロ』ことドメーヌ・アンヌ・フランソワーズ・グロとなります。

一方「グロ・フレール・エ・スール」(グロF&S)には後継者がいなかったことから、ジャン・グロの次男ベルナール(ミッシェルの弟)が、叔父叔母が所有していたグロ・フェール・エ・スール(グロF&S)を1980年より継承しました。

そして↑3兄妹のドメーヌはそれぞれ代替りしております。。。。。


フレスタでは今までジャン・グロの長男「ミッシェル」次男「ベルナール」のワインのみご紹介してきました。唯一「アンヌ・フランソワーズ」(AFグロ)だけ飯田ワイン取扱いがなかったからです。